先日していた作業を1つの記事にまとめようかとおもっていたのですが、かなり長くなりそうだったので、分けて書くことにしました。概要としては歌声を出すためのMIDI音源プラグインのPLG100-SGを歌わせるための試行錯誤についての記事になります。
2025年6月に「YAMAHA XG音源拡張プラグイン(PLG100-SG)の話」という記事を書きました。実はその記事にも書いてはいますが、そもそもは、何と10年前の2016年2月の「MIDI音源(MU-100)にボカロの先祖取り付けました」という記事がこの件の始まりです。(「ボカロの先祖」という件に関してはどうも同じYAMAHAさんの製品ではあるものの直接の結びつきは無いらしいです。)
この系列のMIDI音源(「MU100」)、プラグインの「PLG100-SG」はどちらも既に製造元(YAMAHA)のサポートは終了しています。ただ手元では「PLG100-SG」用の(Mac版)「SGリリック・エディタ」はPPC Macにインストールしてあり、ざっと試したところ使えていて、このソフトがあればMIDIファイルにデータを保存できます。ただ、セットアップは終わっていましたが、実際の歌唱については扱えていませんでした。楽器演奏だったりDTMだったり「やりたいこと」があり過ぎて手が回っていないのが実情です。
機材に関しては、10年以上前から持っている「MU100」はあるわけですが、「MIDI音源でつまづきました」の記事で少し触れたのですが、今年前半に「MU100B」入手していましたが、これをプラグインボードが3枚搭載出来る「MU128」
に最近換えました。中古機材の入手は継続して販売されるものではなく出品されていれば入手可能というものなので,
入手を進めるかどうかは悩ましいのですが、プラグインボード(PLG100-VH)を入手してから安価だった「MU100B」を入手して暫く使っていたのですが、偶々Amazonで見かけた整備済み中古品の「MU128」があったので入手した次第です。
今回、Windows10のPCを使い、シーケンスソフトにはDominoを使ってPLG100-SGを歌わせようとしてデモ曲をPLG100-SGの取扱説明書に沿って歌わせようとしました。ところが発音はするのですが、「あー」という声でしか歌っていませんでした。この現象はシーケンスソフトから歌詞情報を送ってはいるのに、それが正常に処理されず音源(PLG100-SG)が初期設定の音の「あー」でしか歌っていないことがわかりました。この詳しい原因は最初はわかっていませんでした。記事の初めにも書いたとおり、メーカーサポートが終わっているので、メーカーからのサポートで原因解決をすることができません。「さてどうしようか?」ということになりました。
今回の記事はここまでです。流れとしてはメーカーサポートを受けることができない代わりに、生成AI(ChatGPT)を使って問題解決を試みました。次の記事では、それについて詳しく書こうと思います。