Rolandの「Virtual Sound Canvas」を入手してみましたが | 貯え 小道具 興味ない?

貯え 小道具 興味ない?

「貯えもの」とは、いってもお金をご想像の方は、ご遠慮くださいまし。
Storage = Data Storage
関わってお仕事したり、使ってて感じたことなり
記すBlogでございます。
トラックバックを時折頂きますが、削除する場合がございます。

入手は今回もメルカリを利用しました。元々はYamahaで言えば「MUシリーズ」相当のRolandの「SC-88」などのハードウェア音源をソフトウェアで実装したソフトウェア音源だと思います。手元にはYamahaのMU100/MU100Bを入手しておりRolandの「SC-88」シリーズのハードウェア音源を入手することも少し考えていたのですが、メルカリを眺めていて直ぐに手頃に入手できるハードウェア音源は見当たらなかったので、出品されていたソフトウェア音源を入手することにした次第です。

 

実は昔、少し使ったことがあったのですが、その時はWindows(多分XP)でした。今回はWindows/Macintoshのハイブリッド版で、Macで使ってみることを想定していました。

 

届いてからの動作環境の確認だったのですが、PowerPC搭載機でMacOSは7.6以降および漢字Talk7.5.5以降という環境が対象でした。OSに関しては割と古い環境でも使える様な記載になっていましたが、MPUがPowerPCを想定しているので、極端に古い環境では「プロセッサが条件に合わず使えない」という状況になりそうでした。とりあえず手元のPowerPC MacのClassic環境で【動きは遅めですが)動作確認が取れました。

 

 

今回入手の際に現品にはお手紙が付箋で添えてありました。そこには「販売終了した希少な品」であると記されていたのですが、希少かどうかは正直ちょっとわかりません。ただその様なお手紙を受け取ったのは初めての事でした。もしかすると今回の出品者の方はご自分でも使ってみたかったのかもしれません。でも偶々PowerPC Macのユーザーの自分が入手したのですが、Windows環境ならまだしもMac環境は今となってはなかなか入手できない環境ではなかったかと思いました。

 

#追記(2025/06/24)

上記のとおり、Mac版の動作確認ができたのですが、このCD-ROMは「Windows/MacintoshハイブリッドCD-ROM」なので、Windows10 の環境で利用できるかどうか調べてみました。インストーラは起動しました。ですが、

「Windows NTにはインストールできません」というエラーメッセージで終了してしまいました。「互換性モード」をWindows95に設定してみても同じでした。多分32bitモードのプログラムだからだと思うのですが、「WOW64」が動作して使えると思っていたのですが駄目でした。(参考:「32 ビット アプリケーションの実行」)何か他のやり方が無いか調べてみるつもりです。

 

#追記(2025/06/24)

そもそもこのMIDI音源についての提供元のRolandの対応状況がどうなっているのかなのですが、「VSC-88」の後継として「Sound Canvas VA」という製品を提供していた様なのですが、「「Sound Canvas VA」販売終了のお知らせ」という記事が出ていてこちらも終了していました(2024年 9月 1日付け販売、サポート終了)

 

#追記(2025/06/24)

Windows10の環境に関しては「VirtualBox」を使った「仮想Windows98」を利用したところ、「音の抜け」があって使いづらいのですが、動くことは動きました。

(インストール画面)

(DemoのMIDIファイルを再生しているところ)