「精神障害者」だということは多分、以前ちらりとは書いていた筈です。実はそのことに関係して「障害者福祉サービス」で家事援助のために介護サービスからのヘルパーさんにもう10年近くお世話になっています。
そもそも、きっかけは調理などがあまりできない為に食事で野菜やタンパク質をちゃんと取れていないということで、障害者相談窓口の方から、「ヘルパーさんに入ってもらった方が良いですね」と言われたことがきっかけでした。実際、調理といっても袋ラーメンを煮たり、たまに野菜炒めや目玉焼きを作る程度の調理しかしてなくて、今でも殆ど包丁は持っていません。
障害福祉サービスではヘルパーさんにどの程度支援を受けられるかは自治体の障害者支援窓口が決めることになっている様で、当初から1ヶ月あたり19時間までと判定されていました。なので、1週間で3回(調理と買い物で2回(3時間)、(主に水回りの)掃除1時間)のサービスを受けています。
正直言って、最初にヘルパーさんに家に来てもらうことには抵抗ありました。なんだか私生活そのものを他人に見られてしまうということへの抵抗感でした。でも、今は退職された方なのですが、ヘルパーさんの事務所の「サービス提供責任者」という立場の方が良い方で、自宅に有った掃除機がバッテリー寿命で使えなくなっていると判って、その次の掃除のサービスの時にはほうきとちりとりを立替払いで買ってきてくださって、掃除の準備をしてくれたりしたので、こういうところまでお世話してくださるなら、お任せしようという気持ちにさせてもらえました。
何人ものヘルパーさんが交代でサービスに来てくれるのですが、来たことの無いヘルパーさんには既に来たことのあるヘルパーさんがサービス内容を指導しながら引き継ぎをしてくださるので、ある程度は統一されたサービス提供をしてもらえます。
自分自身、施設の介護職員をしたことがあるので、家事援助のサービスの大変さは判るつもりです。そこをきちんと申し送りしながらサービスしてくださるのも安心感に繋がっています