1つ前の記事「Ubuntu20.04でのGNOME-TweaksとGNU step(GWorkspace)」でGNU stepがまあまあ快適に使える様になったので、
LinuxでのObjective-Cプログラミングの環境は整ったと思っています。そこで、暫く前に手をつけてお休みしていた「OpenGL」のプログラミングも出来る様にしようと考えました。
参考記事を探してみたところ、「Ubuntu 18.04 LTSにGLUTをインストール」という記事を見つけました。この記事ではUbuntu18.04LTSでの環境構築ですがUbuntu20.04LTSでも全く同じにできました。記事にはOpenGLプログラミングの環境構築と動作確認のためのC++言語のテストプログラムが掲載されていました。この記事のとおりにライブラリをインストールしてテストプログラムを実行してみました。C++言語は多少試したことはありますが、あまりよく知らないので、記事に書かれているとおりに赤い四角形を描画するプログラムをビルド、実行してみてうまくいきました。
また、これは翁長朝英先生のBlog(「WebGPU プログラミング」-「Swift CairoGraphics」の「UbuntuでSwiftの環境構築を行う方法」)で見つけたのですが、Macで使われているSwift言語のプログラミングもLInuxで出来るらしく、この環境構築と動作確認もしてみました。参考記事は「UbuntuでSwiftの環境構築を行う方法」を始めに読んだのですが、この記事でのインストール方法では上手くいかなかったので、別なインストール記事
の「Quick Start」の3段階のコマンドでインストールを行いました。
インストール後の動作確認は「UbuntuでSwiftの環境構築を行う方法」に書いてある方法で行いました。
swift build
swift run
の2つのコマンドでビルドして実行することができました。
上記は全てParallels Desktop17で構築したUbuntu20.04の環境で行いました。
尚、改めての話になりますが、UbuntuはArmバージョンに関してはサーバーパッケージで配布されているので、デスクトップ環境は自分で構築する必要がありました。サーバーパッケージをインストールした後でまずデスクトップ環境のインストール(「Ubuntu 20.04 LTS に後から GUI (X Window System) を追加する」)、そしてそこに日本語環境の構築(「日本語環境にする」)を行いました。日本語入力方式は好みでmozcにしてあります。
Parallel Desitop17、UTMを使ってUbuntu22.04も使っているのですが、このバージョンのUbuntuはインストールがうまく行ったりうまくいかなかったりしています。どうも不安定です。この現象はParallels Desktopにインストールしたものだけでなく、UTMにインストールしたものでも同じです。
UTMではエミュレーションでamd64のUbuntuもインストールできるので、それも試してみました。ですが動作はかなり遅いです。
手元には、Intel Macで使える様にしたUbuntu 22.04のディスクが有るので、そちらを使った方が良さそうです。