ただのスクリプト処理、アプレット(ドロップレット)でのAppleScriptの使い方が概ねわかったので、今度は「AppleScript Application」を作ってみています。
1つ目の参考書籍
の「第3章 Cocoaアプリ入門編」のアプリケーションを作ってみています。「消費税電卓」(「TaxCalc」)と名付けられた消費税の計算をするプログラムです。
「プロジェクトの作成」を行うのはDropletと同じですが、今回は「AppleScript Application」を選びます。出来上がったプロジェクトの中の「MainMenu.nib」を「Interface Builder」で編集するのは、Xcodeで例えば、「Objective-C」でGUIを作るのとは、それほど変わりありません。
「AppleScript Application」では「MainMenu.nib」に配置した部品(オブジェクト)の「Info」ウィンドウの「AppleScript」のページに設定を行うところが特徴です。「Info」ウィンドウでは部品に関連する「AppleScript」のファイルとの関連付けも行います。その関連付けたスクリプトのファイルにAppleScriptを記述してビルドしてアプリケーションが出来上がります。
Objective-CやSwiftというプログラミング言語でのアプリケーション作成はよく知られていますが、小規模なものなら、文法の簡単な「AppleScript Application」として作成する方法もあるのだということが、この様な作業から分かります。