仮想Mac OS 8.6(SheepShaver)のAppleScript | 貯え 小道具 興味ない?

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先日、「仮想Old Mac(Basillisk II)でApple Script」というMac OS 7.6でのAppleScriptについて書いたのですが、同じ様に仮想環境を今度はPowerPC Macのエミュレータである「SheepShaver」(linkはWikipedia)を立ち上げて、MacOS 8.6での「スクリプト編集プログラム」の位置を確認しました。WikipediaによるとSheepShaverはWindowsにも移植されているそうなので、Windowsユーザーでも利用することができそうです。

SheepShaverのMacでの使い方は「SheepShaverでClassic Mac OSを動かす」が参考になります。

Windowsでの使い方は「SheepShaver〜Windows 8(64bit)へインストール編〜」、「SheepShaverにMacOS9.0.4をインストールする」などが参考になります(未検証)。

 

今回はmacOS Mojaveで動作を確かめました。SheepShaverを準備して立ち上げてみたところ、

まだ仮想HDDにMac OSがインストールされていなかったので、インストール作業をまず行いました。

その後でフォルダを順に開いて、「スクリプト編集プログラム」のあるフォルダを探しました。

(仮想)HDDの「Appleエクストラ」の中の「AppleScript」というフォルダの中に「スクリプト編集プログラム」がありました。

 

これで68k MacとPPC Macのどちらも仮想環境として利用できる様になりました。

 

#追記(2023/10/13)

実際に書籍を見ながら、1つスクリプトを作ってみました。

 

 

「スクリプト編集プログラム」にはコードを打ち込まず、作業を実際に行って、「記録」することができます。最初のスクリプトとして「アップルメニュー」から「このコンピュータについて」を選んで表示させるスクリプトです。

記録/停止で実際に操作することができましたが、「スクリプト編集プログラム」の下の窓にAppleScriptのコードが表示されました。多分これが一番楽なスクリプトの作成方法だと思います。

 

#追記(2023/10/13)

書籍によると「スクリプト編集プログラム」の記録の言語は選べると書いてありました。ですが、Mac OS 8.6では英語しか選べませんでした。

 

参考までに「仮想Old Mac(Basillisk II)でApple Script」で使った「漢字Talk7.5」で「スクリプト編集プログラム」の「編集」メニューから「書式...」を選ぶと同じ操作で「AppleScript日本語」が選べました。Mac OS のバージョン変更に伴う機能変更かもしれません。

 

#追記(2023/10/14)

Old Mac OS環境での「AppleScript」についての資料はあまり無いのですが、

 

が、中古書籍として販売されていました。この書籍はMac OS 8.6のAppleScriptを元にして書かれた書籍だそうです。文法のリファレンスなので、試してみてのエラーなどが出た時に辞書のように扱うことができそうです。

 

#追記(2023/10/17)

WikipediaによるとSheepShaverは「Mac OS 7.5.2から9.0.4までが動作し(ただしMac OS 8.1かそれ以下を走らせるにはOld World ROMイメージが必要)、」だそうです。