「GarageBand のアップグレード」にはMac mini M1,2020を購入したことを一言だけ触れました。
数日間扱ってみて気づいたことを記事にしようと思います。
概要としては大きな問題は無いと思っています。ただ何点か注意事項はありました。
まず、Thunderbolt/USB-Cの背面ポートについてですが、まずこのポートの仕様自体がよくわからないので、「分かりにくいThunderbolt 3とUSB Type-Cの違いを詳しく解説」を読みました。
・「USB Type-C」はコネクタの形状の1種
・Thunderbolt 3は、USB Type-CのAlternate Modeという仕組みを利用して動作します。(Alternate Modeとは、USB Type-Cポート・ケーブルを使用して別の仕様 (規格) の信号を流す仕組みのことです。)
という2点だけは頭に入れておいた方が良さそうです。
その上での話なのですが、このMacにはHDMIコネクタの隣にType-Cのコネクタが並んでいます。手持ちの機材にはUSB Type-Aで繋ぐものが多いので、Type-CからType-Aの変換コネクタを使うのですが、
このタイプの場合は恐らく2つ並べて使えません。HDMIポートをディスプレイに接続するために利用している場合、USB変換アダプタがぶつかってしまいポートに挿せないからです。なので、HDMIポートに近い側のポートには
この様なType-Cポートに挿す部分が小さく作られていて短いケーブルで延長してType-Aのコネクタに変換するものを使用することになります。
ソフトウェアのインストールは、5月に記事にした「Microsoft365、AdobeCCを使わない」をそのまま適用してIntel版の各アプリケーションをインストールして起動確認はしました。Office系アプリは2018年の「「Apache OpenOffice」は今もゆっくりと更新が続けられていてバージョン4.2でWindows 10 SDKベースへ」の記事を先日見つけたので、「LibreOffice」をインストールしました。
印象としてはM1でIntelアプリを動作させる「Rosetta 2」がとてもうまく動いているのだと思います。
(Appleの参考記事、「Mac に Rosetta をインストールする必要がある場合」)も参考になります。
また、M1 MacではiOS、iPadOSのアプリケーションを直接動かすことができる筈なので試しました。
流れとしては、購入済みのアプリを前提にしますが、この場合、まずApp Storeを起動します。アカウントを選択すると「購入履歴」が見られます。アカウントを「iPhoneおよびiPad App」に切り替えて、その中からインストールしたいアプリをダウンロードします。基本的にはこの操作でインストールが終わるので、(実体はアプリケーションフォルダにある)アプリを起動するだけです。
ただ、これについては「macOSでは検証されていません」と表示されるのが殆どです。(検証作業はアプリの開発者に委ねられている様です。)なので、当面は使いたいアプリを実際にダウンロードして使えるかどうかを試して動くのなら使うという状況になる様です。また、実際にこの作業を行ったところ「HTML Viewer Q」をダウンロードしたところ、アプリケーションフォルダには、「HTML Viewer 2」と何故か名前が勝手に変えられてインストールされてしまっていました。(この問題はAppleサポートに電話しました。今後のAppleの対応を待つしかなさそうです。)
ざっと、数日間使ってみての気づいた点を記事にしました。