Fusion Driveと(Ubuntu) Linux、Windows10とのジレンマ | 貯え 小道具 興味ない?

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Mac miniの話」は自分で書いたものですが、その際に「intel Mac なら Ubuntuが普通に起動するのでは!?と思い試してみた」、「MacにUbuntuを入れるとOSXより起動が速い」を参考にした事は書いてます。

今回、記事を書くにあたり「Mac mini (2007)に、Ubuntu 18.04 / 20.04 LTSをインストールする」も参考にしました。この記事ではMacのモデルは古いですが、割と最近のUbuntu Linuxをインストールしていますし、記事自体が2020年のものです。

また、「􏰀Mac mini (2012) にUbuntu18.04をインストールしてみた」も読みました。こちらの記事はモデルも使用したUbuntu Linuxも同じなのですが、「Mac miniをUbuntu専用マシンとして復活させてみた」と書いてあります。

 

実はMacと言っても手元にあるのは、何度か触れていますが、Mac mini (Late 2012)です。そして内蔵ドライブは「Fusion Drive」です(参考:「【用語解説】Fusion Drive とは」)。そして試したUbuntu Linuxは18.04リリースです。また、macOSとLinuxのデュアルブートができないかと検討していました。前回関連記事を書いた時にはすんなりとできた様に書きました。ところが、その時には気づかなかったのですが、このインストールでFusion Driveに何かしら書き込んでいた様子がありました。

それがイヤだったので一旦外付けSSDにブートローダーを書き込む様に指定して再度Ubuntuのインストールを試みたところ、Macが立ち上がらなくなってしまいました。ここで先ず一度Appleサポートに問い合わせたところ、「Mac の起動プロセスが完了しない場合」という記事を紹介されました。ところが「インターネットリカバリ」画面になってしまったので、直接、該当する記事ではありませんでした。

(インターネットリカバリ画面:「Mac が起動しない場合の対処 - 復元システムからの起動とインターネット修復の方法」から画像を借用)

 

ここで2度目のAppleサポート対応をお願いしました。そこで一先ず問題解決した様でした。その後で改めてUbuntuの標準指定の内蔵SSDへのブートローダーの書き込み指定をしてUbuntuを再度インストールしたところ、今度は内蔵Fusion DriveにインストールしてあったmacOSのMojaveが立ち上がらないだけでなく、Fusion Drive自体がSSDとHDDとに分割されてしまいました。このHDDの内容は購入してから約7年の間にインストールしたソフトウェアとバックアップを取っていない主にデスクトップに置いていたデータが含まれていましたが、これが全く読み出せなくなってしまいました。

 

Appleサポートに問い合わせたところ、「Fusion Drive が分割された場合の修復方法」という方法があることを紹介されました。但しこの手順を進める場合Fusion Driveを初期化するそうです。Time Machineバックアップを最近取り直している気になっていたのですが、約3年間、Time Machine設定を解除して使っていました。なので、バックアップが取れていなくて最近の状態に戻すことができませんでした。

そこでFusion Driveは再構築して内蔵ストレージはFusion Driveには戻りました。また外付けHDDからのmacOS起動はできるので、macOS環境は復帰しました。

 

悩ましいのがmacOS以外の環境をどうするかです。今回の状況からすると、Windows環境を「Boot Camp」を使うなり別な方法で確保すべきかどうかとか( Ubuntu )Linuxとの共存(デュアルブート)できる様にするかどうかです。そこにFusion DriveというMacのハードウェア仕様も関わるし、必ずしもFusion Driveが便利とは言えないというネットの情報もあるからです。

もう暫くは、外付けHDDからの起動状態で使うことになりそうです。 

 

今は、別な参考記事として「macOS CatalinaとUbuntuのデュアルブートにした話(1)」を読んでます。