時代は変わったのかも | 貯え 小道具 興味ない?

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随分、久しぶりに記録媒体系の記事を書きます。でも最近の半紙ではありません。

 

或る2016年のネットの記事に目が行きました。偶然知ったのですが、「東京都台東区の「ビクターアドバンストメディア株式会社」が解散 太陽誘電の光記録メディア撤退により事業撤退」だそうです。

そもそもこの会社は記録媒体の事業だけをやっていた会社ではありません。ですが設立には追記型光記録媒体に長く関わってきた「太陽誘電」(linkは敢えてWikipedia)というThat'sブランドの記録媒体で知られていた会社とビクターが関わっていた様です。

あまり知られいないかもしれませんが、太陽誘電はSONYと連携してCD-Rを開発した会社です。

ビクターアドバンストメディア株式会社の解散理由には、リンクからの引用ですが、「ハードディスクの大容量化やクラウドコンピューティングの普及に伴い光記録メディアの需要が減少した上、原材料費の高騰が続いたことなどから親会社の太陽誘電株式会社が光記録メディア事業からの撤退を決定。同社は太陽誘電社から記録メディアを調達していたことから、2015年6月に事業撤退を決議し、同年12月をもって販売を終了していた。」とありました。

 

また、ビクターアドバンストメディア株式会社は、「ビクターの記録メディア事業が太陽誘電の傘下に-ビクターブランドのメディアは継続」(ニュースのURLからは2008年の事の様です。)でできた会社でした。

これもリンクした記事からの引用になりますが、「日本ビクター株式会社は26日、7月1日付けで記録メディア事業を会社分割し、ビクターアドバンストメディア株式会社を新設。その後、10月1日に新会社株式の65%を太陽誘電株式会社に譲渡すると発表した。」とあり、どうやら会社の事業の見直しの結果でした。

 

記録媒体の世界で言うと直接関わったことはありませんでしたが、ビクターはVHSビデオの開発元でした。(VHSビデオデッキ - ウィキペディア)最近では以前のアナログ系の見直しと商品化と言う話題も若干ある様ですが、記録媒体の時代を作った2社を巡る話題に触れることになったので、記事にしました。

 

手元にはビクターアドバンストメディア株式会社製品のiPadf mini4と一緒に使っているBluetoothキーボードがあるのですが、買った時に処分価格で売られていた覚えがあります。もしかすると、こういう会社の事情から処分品になったのかもしれないと思いました。