Blackfin DSPのお試し | 貯え 小道具 興味ない?

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Blacken DSPと関連書籍」でCQ出版から紹介された本の記事を書いたのですが、最寄りの書店に取り寄せてもらいました。
音遊び!Blackfin DSP基板でディジタル信号処理初体験 (トライアルシリーズ)/CQ出版

¥4,860
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毎度、CQ出版のトライアルシリーズの本を買うと思うのですが、電子部品を取り扱っているお店が近くに無いので、「基板付き書籍」は現品の基板を目で見て買えるので便利です。

基板の寸法を定規と並べて計ってみました。
Blackfin基板寸法

Audio In/Audio Outのコネクタも実装されています。また反対側にはUSBコネクタも実装されています。

USBケーブルでMacintoshと接続して、プログラム書き込みツールの「miniconfig」を起動しました。
miniconfig画面

画面にプレインストールされているエフェクタ・プログラムがリストアップされます。これだけで楽器をつないで、エフェクタの実験ができます。簡単過ぎて拍子抜けするくらいです。
(基板に1箇所だけ同梱のジャンパーピンを半田付けする必要がありましたが・・・)

書き込みツールはWindows版/Macintosh版がCD-ROMに用意されているのですが、プログラムを作成するツール(コンパイラなど)はWindows版のみがCD-ROMに入っていましたが、ネット検索したところ
DSP基板用プログラムをMacで開発する」という記事もあったので、開発環境もMacintoshだけでも構築できそうです。

実は、基板の回路説明ではDSPの入力側にはA/Dコンバータ、出力側にはD/Aコンバータが接続されていますが、その点だけ見ると、FPGA基板の「BeMicro Max 10」と似た構成になっています。FPGAの中にDSPをプログラミングしてみた場合、このDSP基板と性能差がどれだけ出るかも興味深いところです。