Apple製品の「OS X Server」にはVPNサーバー機能が含まれていますが、「OS X Server」は沢山の機能を持っているサーバーソフトウェアではあるのですが、OSバージョンが変わる度にライセンス購入しないといけないようだったので使うのをやめました。
( 過去記事:「OS X Server使うのをやめました。」)
最近、「iPad miniからMacintoshにリモートアクセス」で戸外からiPad miniを使って自宅のMacintoshに接続できるようにはなりましたが、更に自宅内のネットワーク( LAN )へのアクセスを可能にする拡張を施すためにこの「VPN」という技術を使ってみようとしています。
ネット検索したところ、「OS XのVPNサーバにiPhoneから接続する」という記事と「MACでVPNサーバを構築(VPN Activator)」(こちらはMac-Macの接続例)を見つけました。どちらも「VPN Activator」というシェアウェアを利用しています。
VPN ActivatorをMacintoshにインストールして起動して設定です。

設定は後者の記事のとおりにやるのですが、クライアントIPアドレス範囲は自身の環境に合わせる必要があります。「User Setting」、「L2TP Config」は任意の設定で良いようです。
幾つかのポートを利用するので、ルーターのポート開放も併せて行います。

設定が終わったらVPN Activator画面左側のスイッチを「ON」に切り替えます。
iPad mini側の設定は、「設定」-「一般」-「VPN」でMacintosh側の設定に合わせて「タイプ」(L2TP)、「サーバ」(Macintoshに割り当てられたIPアドレス) 「アカウント」(VPN Activatorの「User Setting」に登録したアカウント)を登録します。

VPN構成の登録が終わったら、「VPN」のスイッチをONにします。
無事に接続できるとiPadでは画面左上に[VPN]の表示が現れました。
これで自宅内のWiFiネットワーク内でのVPN接続が確認できました。
とは言っても、今のところは知識不足なので、Amazonで見つけた中古本
VPN入門―VPNとトンネリングプロトコル/ピアソンエデュケーション

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を読んでみようと思っています。またVPNの実現方法として「OpenVPN」(Windows)のMacintosh版、「Tunnelblick」というものもあって、
「Tunnelblick(OpenVPN for MacOS X)の接続設定 - 東北大学 ...」(東北大学内での接続マニュアル)や、
OpenVPNで構築する超簡単VPN入門―Windows/Mac OS X/Linux対応/ラトルズ

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と言った書籍もあるので、余裕が出てきたら違いなども調べてみたいと思っています。