Macintoshのディスクを共有できるようにする方法は、Mac OS Xで提供されている標準機能でできます。(「システム環境設定」-「共有」-「ファイル共有」にチェックを入れる)

もう一つの方法は、ラズパイにMacintoshでアクセスできるファイルの共有機能を追加する方法です。ネットで検索したところ、これを実現するには、「netatalk」というものをラズパイにインストールすれば良いことがわかりました。(Raspberry Pi の設定(3)-AFP によるファイル共有)。)
「AFP」というのは、「Apple Filing Protocol」というプロトコルの略称です。今回はこの方法を選択しました。
リンク先にはMacintoshの画面の図も入っていて簡単ですがわかりやすく導入方法が書いてありました。具体的にはラズパイでapt-getするだけです。
早速「netatalk」をラズパイに導入してみました。

考えてみたのですが、まだラズパイはサーバー機能の導入ができたばかりでサーバーとして安定稼動できるかどうかはまだ実績がそれほどありません。Macintosh側のストレージを共有許可して万が一Macintosh側の大事なデータをラズパイにアクセスを許してしまって壊れてしまっては困ります。なので大元の音楽データはMacintoshのiTunesで管理しているディスクのままにして、実績を積むまではやや冗長になってしまいデータ管理に気をつけないといけないのですが、ラズパイで再生したい音楽ファイルはラズパイに接続しているディスク(microSD含む)にコピーして利用してみようと思います。
ファイル共有ができたので、導入の終わっている「RasPod」にMacintoshからアクセスして音楽再生を確認してみました。

再生ボタンを押してみると、RasPodに繋いだイヤホンからiTunesのライブラリから試しにコピーしたEnyaの曲が流れました。
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現状はラズパイのUSBポートにWindowsで以前使っていたこのUSBサウンドアダプタ経由で再生しています。
これでひとまずラズパイを音楽サーバーにして動作確認できました。