ラズパイ:サーバー環境の導入など | 貯え 小道具 興味ない?

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ストレージ(microSD)ができて、ネットワーク環境もとりあえずできたので、目的とするサーバー環境を幾つかインストールしてみました。内容はほぼ「ラズパイマガジン」どおりです。

ラズパイマガジン 2015年春号 (日経BPパソコンベストムック)/日経BP社

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大体は、「apt-get」のコマンドを使ってインストールするだけです。(「apt-get」(コマンド説明はWebで見つけたものです。)はネットワークを通じてソフトウェアをダウンロード、インストールするパッケージ管理コマンドです。普段使っているMacintoshの「App Store」と似たようなものだと思います。)

まずWebサーバーとして「lighttpd」をインストールしました。(「ラズパイマガジン」p19)「Apache」を導入するつもりだったのですが、軽量なサーバーソフトだそうなのでディスク容量があまりないラズパイにはこちらを入れてしばらく様子をみることにしています。自宅内でしか使わないサーバーではあるものの、コンテンツを入れた後、ユーザーインターフェースになにか要ることに気づいたのでやはりWebサーバーが必要と考えて入れました。

「デジカメの写真や動画を自宅で共有する」では、「DLNAサーバー」の「MiniDLNA」が紹介されていたので、これもそのままapt-getしました。動画、写真、音楽のコンテンツを格納するフォルダ(ディレクトリ)をmicroSD内に作成しました。(コンテンツを入れての動作確認はまだしていません)

ラズパイでサーバー構築するのは、Linuxにはあまり触れてこなかったので時間がかかると思っていたのですが、参考資料(Webとラズパイマガジン)のおかげで数日でほぼ完了できました。
ただ、FAT32のフォルダを共有するための「Samba」の導入がうまくいっていません。ラズパイマガジンにはインストール手順が書いてありましたが、今回インストールしたものと配布されているOSのバージョン等が違っているのかSambaが初めからインストールされていたようです。それで設定を入れればすんなり動くかと思ったのですが、書籍通りにやってみてもSambaのサービスが起動できません。設定をもう少し詳しく調べないと導入できないのだと思います。(出版社に問い合わせもしています。)

ラズパイマガジンには書いていなかったのですが、やはり日本語環境も必要だろうと思いネット検索したところ、「Raspberry Piの日本語表示と日本語入力」に手順が書いてありました(解説は「Raspberry Pi 日本語を使えるようにする」が詳しいです)。これもapt-getしました。
またblogに載せるスクリーンキャプチャも昨日はiPad miniで写真を撮ってMacintoshに繋いで(iCloudは使ってません)iTunesでデスクトップに移動して、アメブロにUpできる画像サイズになるよう小さくしていましたが、直接撮れた方が手間が省けるので、「Raspberry Piのスクリーンショット」を読んだ上で、「ksnapshot」と「scrot」をapt-getしました。

ラズパイスクショ例
導入してからこんな感じで撮れました。
(MacintoshのターミナルからラズパイにログインしてscpコマンドでファイルをMacintoshにコピーしました。)

#追記(2015/03/09)
ラズパイマガジンを読んでいて一通り試したくなり、Apache、MySQL、PHPも導入しました。

#追記(2015/03/11)
Sambaの導入がうまくいかなかったので、ラズパイマガジンの書籍内容問い合わせを送ってみたところ返信がありました。sambaは初めからは導入されていませんでした。訂正です。それと

apt-get install

を行う前に

apt-get update

を行っていなかったので、正しくインストールされなかったのが原因の様です。updateしてから改めてsambaの導入を行ったところ無事にsambaが起動できました。直ぐに使えるWindowsマシンが無いので試すのは難しいのですが、これでWindowsとラズパイの間のファイル共有が実現できている筈です。