Macで音を鳴らすプログラム | 貯え 小道具 興味ない?

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サウンドエフェクトのプログラミング―Cによる音の加工と音源合成/オーム社

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この書籍のサンプルプログラムの活用は順調に進んでいます。(昨日書いた「MikuInstaller]」を使ってのWindows向けプログラムの活用も含んでいます。)
ですが利用環境がMacintoshなので、Macintoshの音楽(音声)プログラミングにも知識を深めたくネットで検索してみました。見つけたのが「Audio Unit:サイン波の再生」です。こちらのサイトからソースプログラムがダウンロードできたので、手元のXcode(Version 4.6.2)でビルドしてみました。ユーザーインターフェースは含まれていなかったので、サイトに掲載されている画面キャプチャを参考に自分で作りました。無事に音が鳴りました。ただ、再生周波数範囲が100Hz迄の様なので楽音演奏にはやや修正が必要だと思います。
 サイトにはソースプログラムの機能単位別に説明も若干添えられているので、詳しいプログラムの内容はサイトを直接見ていただくのが良いと思います。(著作権はサイトの管理人さんのものです。)

追記
この記事によると、「コールバック関数」を使って「パラメータで渡されるバッファに指定されたフレーム数分位相をずらしながらsin関数で求めた値を書き込んでいきます。」というのが鳴らす音の生成部分です。プログラムコードでは
 float wave = sin( [oSinWave phase] );
と書かれています。演算処理の時間は最近のパソコンなら時間が掛かるというものでも無いので、処理能力に依存することはないと思いますが、連日取り上げている書籍に詳解されている「波形テーブル合成」の方が、パソコン向けの音楽(音声)プログラミングでは応用範囲が広い様に感じます。