サンドアート集団SILT船本恵太のアメブロ -235ページ目

アニメーション映画「BLAME!」を観た感想

アニメーション映画「BLAME!」を観た感想

 

弐瓶勉さんによる漫画「BLAME!」の、劇場長篇アニメーション映画化です。

 

20年前、漫画雑誌「アフタヌーン」が愛読紙でした。

「BLAME!」を第一話から読んでいました。

最も好きな漫画の1つです。

 

90年代の「アフタヌーン」からは、「寄生獣」「無限の住人」も近年、実写映画化されており、20年くらいの歳月を経て、この三作品が同時期にというのは、当時、まったく想像もできなかったことでした。

 

ただ、「BLAME!」は、過去に2度、映像化されています。

そのどちらも、劇場長篇アニメーション映画化のプロジェクトでありながら、実現せず、短篇のみで終わってしまったという、過去があります。

 

私は、最初の劇場長篇アニメーション映画化のプロジェクトの話を、90年代後半に、音楽プロデューサーを務められた大川正義さんとの会食中にお聞きしていました。

 

大川さんと言えば、喜多郎、井上陽水、加藤和彦、吉田拓郎、マイケル・ナイマン他、100人を越えるアーティストのレコーディングミキサー、プロデューサーを務める。「風の谷のナウシカ」「天空の空ラピュタ」「となりのトトロ」「魔女の宅急便」「もののけ姫」「千と千尋の神隠し」等のジブリ作品も手掛けられています。

 

なぜそのような大御所の方と私が会食をしたかというと、私の弟KOUJIのプロデューサーを大川さんが担当されていたからです。当時、ポニーキャニオン系列のメディアレモラスから、弟はメジャーデビューしたシンガーソングライターでした。ファーストシングルのアレンジャーは久石譲さん、

 

 

 

二度目の映像化のときは、プロダクションI.Gによるものでしたが、それでもだめだったんです。

 

やはり、あの世界感を劇場アニメーション化するというのは、とても無理があることなんだなと、痛切に感じていました。ファンとしては、ひじょうに期待を寄せていたのですが。

 

 

 

そうこうしているうちに近年、弐瓶勉さんの「シドニアの騎士」という漫画が、TVアニメーション化されました。

 

欧州でも人気のある、アート性の強い「BLAME!」に対し、「シドニアの騎士」はエンターテイメント性重視の漫画でしたので、商業作品化に相性がよかったのでしょう。大変な傑作となりました。

 

制作プロダクションは、ポリゴン・ピクチュアズでした。

セルルック(セル画のような3DCG)を得意とするプロダクションです。

 

 

 

そして、今回の「BLAME!」も、ポリゴン・ピクチュアズが制作するということで、期待は大きく膨らみました。

 

それで、感想ですが、

 

悪くはないです。

 

過去の2つの事例のことを考えれば、充分にすごいことです。

 

ですが、やはり原作への愛が深すぎて、どうしても納得ができませんでした・・・

 

 

以下、ネタバレを含みます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「BLAME!」という漫画は、

はじまりもなくて、終わりもない漫画です。

主人公が一体何者なのかも、最後まで、わずかな情報しかなく、正体も曖昧なままです。

主人公の目的も達成されません。

放浪の旅が、淡々と、永遠と続くだけの物語です。

回によっては、一切セリフがない回まで、あったりします。

 

現実社会における自分と対比したときに、何も変わらない日常が永遠と続くやるせなさを、この大都市東京の都心で生きてきて、ものすごく共感しました。人との関わりも極小で。

 

ですが、エンターテイメント商業劇場アニメーション映画化するために、人々との関わりが多く、セリフも多く、「いや、君たちいらないから・・・」

 

主人公が何者なのかも、ハッキリと答えが、あっさりと出ちゃって、深みも何もありゃーしない・・・

 

脚本の大幅なアレンジが、破たんしちゃって、シボさんは目的を投げ捨てて、電基漁師達と残っちゃう。きっと、主人公の孤高感を最後に演出して、なんとか体裁を保とうとしたんだろうなあきっと・・・

 

この作品の最大の魅力である、実存主義的な根幹を、完全にぶち壊し、どこにでたくさん転がっている、アクションSF映画にしちまったら、もう「BLAME!」でなくてもいいじゃん・・・

 

 

ポリゴン・ピクチュアズさん、「シドニアの騎士」も「亜人」も最高だったのですが。

 

 

さあ、果たして、「GODZILLA -怪獣惑星-」はどうなるのでしょうね・・・

ゴジラに破壊された1万年後の地球が舞台とは、

これまでのどのゴジラ作品よりも破天荒な設定で、

正直もうすでに予告編だけでもついていけないのですが・・・

ロンハーマン千駄ヶ谷店の接客サービスが最高すぎる件

ロンハーマン千駄ヶ谷店に行ったのですが、
黒板メニューを眺めながら







『あぁ・・・ やっぱりもうMIX4はないんだなぁ・・・ どうしようかなぁ・・・』







と悩んでいたら・・・
なんと!
 






店員さんが口に手をあてながら小声で言ったんです。
 





「お客様、よかったら、MIX4作れますよ。」


って笑顔で・・・







 
感動しました。






そして、レジに並び、MIX4を注文したら、
その店員さんもこう言ったんです。
 







「そこまで好きでいてくれて嬉しいです。ありがとうございます。」


って笑顔で・・・
 







さらに、席まで運んできてくれた店員さんもこう言っていました。
 






「どうぞ楽しんでいってください。」


と笑顔で・・・
 







こんなに接客サービスのいいお店ってあるでしょうか・・・





本当に感動しました。
ありがとうございます。

 

 

 

 

 

これが「MIX4」です。

 

 

ミント、ライム、フローズンヨーグルト、ミルクの4つをミックスしたシェイク的な飲み物です。

 

僕はもうこのドリンクの虜でして・・・

 

MIX 4がなくなって絶望的な気分だったんです・・・

映画「ブレードランナー2049」の前日譚三部作を観た感想

映画「ブレードランナー2049」の前日譚三部作を観た感想

 

第一作目

「ブレードランナー ブラックアウト 2022」

 

名作『カウボーイビバップ』の渡辺信一郎監督が、ブレードランナーの続編のスピンオフの短篇アニメを作るなんて、想像もしていませんでした。

 

「マトリックス」のスピンオフの短篇アニメシリーズ「アニマトリックス」を彷彿します。あの時も、渡辺信一郎監督も参加しておりました。

 

「ブレードランナー ブラックアウト 2022」ですが、さすが、素晴らしい出来栄えでした。

 

「ブレードランナー」は近未来SF映画。サンバーパンクムービーの金字塔。その舞台は2019年のロサンゼルスでした。1980年代に作られた映画だったので、2019年というのは、けっこう先の未来だったわけですが、今やもう2017年・・・ あと2年で、ブレードランナーと同じ時代になるというのが、なんともまだ信じられない・・・

 

で、この「ブレードランナー ブラックアウト 2022」は、2022年の物語です。つまり、ブレードランナーの3年後の世界が舞台となっています。

 

ブレードランナーの登場人物であるガフと思わしき人物も登場し、前作の主人公デッカードのことを話しているシーンがあるのが嬉しいところでした。

 

こちらで本編が見れます。

https://www.youtube.com/watch?v=MKFREpMeao0

 

ここからネタバレを含みます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

物語で、人間とレプリカント(人造人間をあわらす用語)によるテロによって、EMP攻撃が行われるのはショッキングでした。

 

北朝鮮が、先日の核実験で、EMP攻撃が可能になったと宣言し、世界に衝撃が走ったばかりのこの時期にだったからです。

 

物語の中では、この事件によって、レプリカントの製造が、法律で禁止となる、というところまでの内容です。

 

 

 

 

 

 

第二作目

「2036:ネクサス・ドーン」

 

こちらは実写の短篇映画となっています。

こちらは2036年のロサンゼルスが舞台です。

 

レプリカントを製造できる頭脳を持つ科学者ウォレスが、禁止されているレプリカントの製造を、法律で行えるよう、交渉する内容。

 

この作品も素晴らしい出来栄えでした。

 

前作「ブレードランナー」の監督であるリドリー・スコットの息子

ルーク・スコットが監督しています。

 

こちらで本編が見れます。

https://www.youtube.com/watch?v=R2tfByG88HQ

 

 

 

 

第三作目

「2048:ノーウェア・トゥ・ラン」

 

こちらも実写の短篇映画となっています。

第二作目と同様、ルーク・スコットが監督しています。

2048年のロサンゼルスが舞台となっています。

 

こちらで本編が見れます。

 

スモークや、光と影の使い方が、

まさに父リドリー・スコットが得意とする演出法で、

父への敬意を感じ嬉しくなりました。

 

本編「ブレードランナー2049」の予告編以上に、

「ブレードランナー」らしい作品となっています。

ファンサービスが行き届いています。

 

だけど・・・

それでは前作は超えられないし、

二番煎じだし、

同人誌的なものになってしまいます。

 

やはり、ドゥニ・ヴィルヌーブ監督が、

どのような新しい世界を切り開いてくれるのかに、

期待が募ります。

 

 

 

 

 

 

「ブレードランナー2049」は、

「2048:ノーウェア・トゥ・ラン」の翌年、

2049年の物語となるわけですね。

 

前作と今回の作品の間に起った歴史的な出来事を予習しておかないと、ストーリーがわかりずらいので、それを補うために、この短篇三部作が作られたのか?

 

いずれにしても、公開が待ち遠しいです。

 

より、観たい気持ちが増しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

最後に、情報を、時系列潤に、整理します。

 

 

「ブレードランナー」

(2019年 タイレル社が製造するレプリカント「ネクサス6」の暴走事件発生)

「ブレードランナー ブラックアウト 2022」

(2022年 ネクサス6は寿命を終え絶滅。ネクサス8が活躍。人間至上主義運動が激化し、ネクサス8を狙った事件が多発。ネクサス8達と、レプリカントを助けようとすると人間により、EMP攻撃を用いたテロ事件発生。)

「2036:ネクサス・ドーン」

(2036年 ロサンゼルスは復旧しているが、2022年以前の記録データはほとんど残っていない。 法律で、レプリカントの製造は禁止されている。タイレル社は倒産している。レプリカントの新たな創造主科学者ウォレスによって、レプリカント禁止法が改正される?)

「2048:ノーウェア・トゥ・ラン」

(2048年 おそらくネクサス8と思わしき違法レプリカントのサッパ―が、正体を隠して生活をしている。その正体がばれ、密告される。逃亡は続く。)

「ブレードランナー2049」

(2049年の物語)

国立新美術館「安藤忠雄展」光の教会

国立新美術館で開催中の

 

「安藤忠雄展」に、行ってきました。

 

「光の教会」が再現されていてビックリ!!

撮影もOKでした。

 

大変素晴らしい展示会でした。

一番好きな建築家である安藤忠雄の考えた方にとても共感します。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

人生一番の、「究極の目玉焼き」に出会った日。~目玉焼きが2000円!?~

今日はマクドナルド

 

昨日はカップラーメン。
 

お金を貯めてピアノを買いたい。

 

 

 

でも、一昨日は、
 

大好きなイタリアンで、
 

前からずっと気になっていた「目玉焼き」をとうとう注文した。




人生一番の、究極の目玉焼きだった・・・

 

 

 

 

 

 

 

神宮前二丁目にあるイタリアン

 

エミリア

 

奥久慈卵の目玉焼き~フォンデュータソース サマートリュフをかけて~

 

ディナーで、たしか2100円だったかな

 

 

 

目玉焼きが2100円!!!!

今迄ずっと気になってきたけど、スルーしてきた意味がわかるでしょ^^;

 

 

 

でも、注文してよかった・・・

また食べたい。

 

 

 

 

「目玉焼きなので、パンはいりますか?」と聞かれた。

 

一度はお断りした。

 

しかし・・・

 

食べてみて納得。

 

これは、絶対にパンが欲しい・・・

 

このめちゃうまソースに、

この特別卵のトロッとした黄身を絡めたヤバイやつが、

大量に皿に残る・・・

 

もったいなさすぎる・・・

 

パンにつけて食べなきゃダメ!

 

一粒で二度美味しい一品でした。

 

 

 

けっこう、濃厚で、こってりしている前菜なので、

メインは軽めのものにするべきだった。。。

「タヤリン」頼むんじゃなかった。

映画「パルプフィクション」を観た感想

映画「パルプフィクション」を観た感想

 

観るのはかなり久しぶり

これで5度目くらいかな?

 

クエンティン・タランティーノの作品は

 

「レザボアドックス」

「ジャッキーブラウン」

「キル・ビル1」

「キル・ビル2」

「フォールームス」(オムニバス)

「フロム・ダスク・ティル・ドーン」(脚本)「ナチュラル・ボーン・キラーズ」(原案)

 

を観てきていて、

「キル・ビル」と「レザボアドックス」も3回以上は観ている。

「パルプフィクション」も含めこの3作品はかなり好き。

 

どれも趣味的なお遊び満点で、

オマージュに彩られていて

気楽に楽しめる。

 

男も女も、妙な色気があって、ダサさとセクシーをいったりきたりする感じが嫌味がなくて好感が持てる。どのキャラクターも愛おしくなる。

 

まあなんといっても、会話劇がとくに面白い。

何気ない日常会話をしているシーンが一番面白い。

「オランダのマクドナルドではフライドポテトをマヨネーズで食べる。」とか、そんな映画のストーリーとはまったく関係なしの会話が。

 

パリに行ったときに、マクドナルドでフライドポテトを頼み、マヨネーズをつけてもらえるかを尋ねたら、本当につけてくれてビックリしたことがある。そんなふうに影響を受けるほど、その何気ない会話が、頭にこびりついて離れなくなるほどの魅力がある。

 

 

 

 

ただ、

「キル・ビル2」以降の作品は観ていない。

なんかもう時代が違くて、

観る気になれない。

映画「デスノート」海外実写版を観た感想

映画「デスノート」海外実写版を観た感想

 

 

 

 

これはヒドイ・・・

1時間も観れなかった・・・

途中でギブアップ

 

語る必要なし

映画「冷たい熱帯魚」を観た感想

映画「冷たい熱帯魚」を観た感想

 

園子温監督の作品は、

「自殺サークル」

「愛のむきだし」

「紀子の食卓」

の三作品を観てきました。

 

「自殺サークル」は何度か見返してもいます。

しかし、もう観ることはないでしょう。

おススメもしません。

テーマ性は薄く、過激さという形だけの作品という印象です。

 

「自殺サークル」の、一応の続編となる「紀子の食卓」は、

中途半端な印象が強いです。

 

「喪失した家族愛の再生というディスコミュニケーションからの脱却」は、

園子温監督の一貫したテーマ性だと思うのですが、

まだこの頃は形骸化されたものでしかないという印象です。

 

「紀子の食卓」は、過激さも包み込まれてしまい、

それこそ園子温監督らしさを見失っているように感じます。

 

 

剥き出しの変態性の過剰な肯定から、

がむしゃらに、ひたむきに、とことん本気で真剣に愛を思いっきりぶつけていくという手法で、殻を破り本質に迫ることに大胆にも成功した作品が、「愛のむきだし」だと思っています。大変な傑作でした。

 

全力疾走したようなカタルシスがあり、現代社会の病んだ心を、心地よく、切り裂いてくれます。

 

あきれるほどに、です。

 

他の監督にない、唯一無二な、強烈な個性のある、ぶっとんでる監督です。

 

 

 

 

 

さて、「冷たい熱帯魚」です。

 

公開時から観たいなと思いつつ、こんなにも年月が経ってしまいました。

まあ正直、あの頃の病んでいた私には、すがれる癒しだった宗教的なところがありましたが、今の私の心境にはまったくフィットしていないという、冷めた目で観てしまったところがあります。

 

しかしそれでも、「愛のむきだし」に次いでよく、本物の映画だなと。

実際の事件を題材にしたというのが、園子温監督の作品に新しい息吹きを吹き込んでいて、破天荒で、はちゃめちゃで、現実味のない作風に、バランスをもたらしているというか。

 

それにしても、でんでんさんがあまりにも素晴らしすぎて・・・

演技が巧いんだか、ド下手なんだか、わからない・・・

あの瀬戸際な感じが、

それってまさしく園子温監督のイメージそのもので、

そこに狂気があったり、真実があったりする魅力の部分なんで、

なぜかドキュメンタリータッチに感じちゃう。

あのたどたどしい棒読みな感じが、

あの歪んだ人格のサイコパスの人物の仮面のように感じられてリアルという。

 

でんでんさんと、園子温監督の相性の良さで、作品の良さが何倍にも引き立っていました。

 

実際の事件をベースにしているというだけで、フィクションな部分が多く、そのバランスも独特で、絶妙だなと。

映画「メッセージ」を観た感想 その3 と ヨハン・ヨハンソンについて

まずさきに

 

ヨハン・ヨハンソンについてですが

 

あれからYouTubeでいくつかのMVを観ました。

音楽も映像も大変好みで素晴らしく・・・

 

すぐにiTunesストアで「オルフェ」というアルバムを購入し、

一日中ずっと聴いています。

 

はやくも、他のアルバムも購入しようかなと迷っているほどです。

 

 

 

 

 

映画「メッセージ」を観た感想 その3

 

4回目を観ての感想です。

 

ネタバレを含みます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

冒頭の、子供が誕生してから死ぬまでの断片的な記憶の連なりのオープニング。

 

赤ちゃんが生まれ、父親が抱いていて、自分の元に抱き寄せるところで、

「Come back to me.」って三回言うんです。

 

さらに、子供が死んでしまう、別れのシーンでも、

「Come back to me.」と数回、呟くように言っています。

 

 

エンディングで、これらが未来のシーンだったというオチが分かるわけですが、それを知った上でみると、

この「Come back to me.」の二重の意味がわかって、

グッときます。

 

 

 

人生観に影響を与えてくれるほど、哲学的で本当にいい作品です。

 

 

 

 

 

今日は、iPhoneから、ツイッター、フェイスブック、インスタグラムを削除しました。

 

宣伝や、取引先との繋がりや、ファンとの交流など、仕事で必要なので、PCのほうで継続はしますが。

 

SNS中毒から脱却し、目の前にいる人達との時間や、景色や季節などに目をむける時間を、取り戻していきたいと思います。

映画「メッセージ」を観た感想 その2

映画「メッセージ」を観た感想 その2

 

 

あまりにも面白くて、合計三回観ました。

 

もう完全に、ドゥニ・ヴィルヌーブ監督の大ファンになってしまいました。

 

「メッセージ」

「プリズナーズ」

「複製された男」

 

この三作品は、これからも観ることでしょう。

 

 

 

さて、三回観て、あらためて「メッセージ」の感想です。

 

音楽が素晴らしい・・・

サントラも買ってしまいました。

 

誰だろう?

と調べたら、

ヨハン・ヨハンソンという人だということがわかりました。

 

アイスランドの作曲家と聴いて、なるほどと。

 

シガー・ロス

ビヨーク

mum

 

いずれもアイスランドの音楽アーティストやバンドで、私は大好きなんです。

アイスランドと相性がいいようです。

 

 

ヨハン・ヨハンソンは、バンドもやっていて、CDも色々と出ているので、聴いてみたい・・・

 

ポスト・クラシカルの元祖で代表的な二大アーティストの一人だそうです。

ポスト・クラシカルってどんなジャンルだろう?

 

 

 

しかも

ドゥニ・ヴィルヌーブ監督の

「ボーダーライン」

「プリズナーズ」

の音楽も

ヨハン・ヨハンソンだということも分かりました。

 

しかも・・・

「ブレードランナー2049」

にも参加しているじゃありませんか!!

 

これは、、、

ますます楽しみになりました。

 

 

 

しかし、

「ブレードランナー2049」

のウィキの情報だと

音楽は

ハンス・ジマー
ベンジャミン・ウォルフィッシュ

となっています。

 

まぁ、単に情報不足なのだろうと思いますが、

おそらくは三人とも参加しているのではないでしょうか。

詳しく知りたいところです。

 

予告編映像でも、音楽(音響?)がとてもよく、気になっています。

 

もちろん前作「ブレードランナー」の

音楽を手掛けたバンゲリスじゃないのかよ・・・

とは思いますが、

懐古趣味に浸るだけでも仕方がないし・・・

 

 

 

 

 

話を「メッセージ」に戻します。

 

1度観ただけでは気がつかなかったことが、

3度観ると、だいぶ分かりました。

 

以下、ネタバレを含みます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

まず、あらためて、

この映画にはアクションシーンがない。

 

唯一、爆破シーンが一回だけ。

 

銃撃も一度ありますが、遠くで音が聞こえるだけで、映像には映りません。

 

一人の女性の内面を描くドラマが、メインストリームです。

 

 

 

 

「地球外生命体とのファーストコンタクト」を題材としたSF映画は、過去にも色々と名作があって、普遍的な題材ですよね。

 

しかし、どの作品とも違う、オリジナルな作品となっています。

 

 

 

 

言語学者・女性と

科学者・男性の

二人が地球外生命体とコンタクトをとるのですが、

基本的に科学者・男性は役に立ちません。

 

地球外生命体の圧倒的な科学力を前に、ひれ伏しています。

 

言語学者・女性は、コミュニケーションをとることに成功。

危険をかえりみず、身体をさらして、接近します。

「直説法」で、地球外生命体の言語を理解していきます。

 

物語後半では、地球外生命体も、英語を理解し、コミュニケーションをとっています。

 

 

 

しかし、軍人・男性たち

は、地球外生命体が地球にやってきた理由・目的が分からないことへの不安を募らせ、仲間割れをし、攻撃をしてしまう者まであらわれてしまいます。

 

男性と女性の心理の違いを感じます。

 

そして、戦争がどうして起きるのか?

その根源が、相手を理解できないことへの不安だということを、示してくれています。

 

 

 

主要各国も、当初は連携していたものの、やがて連携をやめていってしまいます。不安からです。

 

そして、いくつもの国々が、地球外生命体に宣戦布告をし、宇宙戦争がはじまるかという危機にまで陥ってしまいます。

 

それを阻止した者も女性でした。

しかもその方法も、「妻の最期の言葉」と、女性がかかわっています。

「言葉」です。

コミュニケーションです。

 

平和のためには、コミュニケーションしかない、お互いに理解し合い、不安をなくすしかないことを伝えています。

 

 

 

この地球外生命体は、時間を超越する力を持っていて、未来のこともわかっています。そして、その力を人間にもたらすためにやってきました。3000年後の危機に備えるためにと。とても友好的で親切な者たちだったのです。

 

 

 

主人公の女性は、映画冒頭から、途中もずっと、過去に亡くした娘のことで、心を痛めています。夫とは離婚もしています。

 

しかし、映画のラストで、なんとそれは過去の出来事ではなく、未来の出来事のことだということが分かります。

 

一緒に地球外生命体とのコミュニケーションをとる仕事をしてた科学者の男性が、未来の夫なんです。

 

危機がさって、科学者の男性にプロポーズされるところで、映画が終わるんです。「子供を作ろう」って・・・

 

未来に、この人と離婚をして、しかも、生まれた子供は幼くして死んでしまうこともわかっているのに、この女性はそれをも受け入れて、生きていくことを決意し、とても幸せそうです。

 

三度観て、三回とも泣いてしまいました。

 

私はコミュニケーションが苦手です。

22年前に死んだ父や、離れ離れの娘のことで、ずっと苦しんでいます。

しかし、短い間でも一緒に入られたことの幸せを噛みしめ、

充分に幸せな人生なんだよと、教えられました。

 

心を開くことの大切さ。

心の開放の映画でした。

 

 

 

子供の名前はHANNAH

前から読んでも、後ろから読んでも、

「ハンナ」です。

 

過去も未来も時間軸を超越したことが、

ちなまれた名前だったわけです。

 

 

 

一瞬映る未来のヴィジョンの中に、

この地球外生命体の言語についての著書があったり、

大学の授業でこの言語を教えているシーンがあったりします。

離婚し、子供を失った後も、この女性は社会で活躍しているようです。

 

 

 

 

最も好きな映画が、また一本増えました。

 

 

 

「プリズナーズ」も「複製された男」も大好きですが、

「メッセージ」は、それ以上です。