國府田マリ子さんの「マイベストフレンド」
また記事にさせていただきます。
先日は「メッセージ」のことを少し綴りました。
「マイベストフレンド」は同じアルバムの中に収められています。
初めてこの曲を聴いたのは高校生のときです。
昼のFMラジオにマリ子さんがゲストで出演されていて、その番組内で流されました。
ビビッときました。
どう説明すればいいのかわかりませんが、一瞬でハートをわしづかみにされました。
それまでも音楽は大好きで、かっこいいものや音楽的に優れているものはたくさん聴いていました。
自分で言うのも甚だおこがましいのですが、その当時の男の子としては、かなりの音楽を聴いていて、その知識も豊富でした。
でも、そんな自分の音楽的な価値観を、マリ子さんは一撃で覆してくれました。
歌の本質を、これでもかと感じさせてもらった気がします。
これは運命的な出会いだったと思っています。
音楽的な面からも、またその後の自分の人生にとっても、大きな変化と支えを与えてくれました。
もし、あのときにラジオを聴いていなかったら、マイベストフレンドを聴いていなかったら、僕はどんな生き方をしていたか・・・。
おそらく、破滅をしていたのではないか・・・、もしかしたらこの世にいなかったのではないか・・・と、真剣に思います。
そして、マイベストフレンドとマリ子さんは、初めて聴いたときから十数年経ってから、僕にさらに大きなものを与えてくれました。
それは言葉にすることができず、その大きさも説明することはできません。
でも、それは僕が生きている間に手にすることはないと思っていたものでした。
そんな宝物に導いてくれました。
すべてが計算されていたかのように、運命という言葉でしか表現ができないもの。
それはここいる僕が、実際に得たものです。
ここに至るまでは苦しくて苦しくて、生きていることの意味さえなかなか見いだせなくて、ただただ生きていたくて、それだけで毎日を過ごしていたような気がします。
どこか自分の人生に対して、雑で軽率に生きていた気がします。
夢や希望は持っていましたが、それを支えるものがなかった。
だけど、今はあります。
傷つけ、失ってしまったものもある。
自分の幼さ、未熟さを死ぬほど痛感することもある。
あの時から紡がれてきたもの。
こんなことばかりの俺だけど、守りたい。