リカバリー(2) | The passenger of life

The passenger of life

人生という小さな小舟に乗りこんだたった一人の乗客。行き先を決めて進むのは自分。僕は人生をどこに向かわせるのか。流れにまかせるのか必死に舵をきるのか。さあ、どうなる?自分。

借金の整理をする前に、調べなければならないことがあった。

雪だるま方式に借金が膨らんでいるときは、この借金がいつになったら完済するのかなんて考えていなかった。

だけど、それを知らなきゃ、返済の計画が立てられない。




実は、自分の状況が危機的だと気付いてからは、サラ金に対して病的に潔癖になっていました。



あそこに近づいたら誘惑される。

オレはその誘惑に耐えられない。



だから返済も店頭ではなく、銀行口座からの引き落としに変えていました。



引き落としにすると、自宅に明細が郵送されます。

それさえも開くことができていませんでした。

開けたらそこにはいたせりつくせりで債務者を地獄に引き込もうとする、甘い言葉が絶対に羅列されてるんだから。



さらに、ここにいたるまでも、ひっきりなしにサラ金から電話がかかってきていました。

「お願いだから借りてくださいよ」とか「「○○さんなら実績があるからあと10万融資できますよ」とか「週末だから入用でしょう?どうですか?」とか。

もうやめてくれ!!と言っても三日もたたないうちにまたかかってきていました。



無視すればいいと思うかもしれませんが、ボクは自分の借金のことを誰にも話していませんでした。

もし、サラ金からの重要な連絡で、それが連絡がつかないことで身内(サラ金は保証人は必要ないけど、身内の連絡先は当然しっかり抑えられる)に連絡が行ってしまったら一大事です。

それだけは絶対に避けたかった。



だから、ひたすらそんなアホみたいな電話に付き合い、イライライライラしていました。



そんなこんなで、どんなに擦り寄ってきても突き放していたサラ金と、どうしても向き合わなければならなくなったんです。

それは「自分の債務の元金があとどれくらいあるのかわからない」「普通に返済していって、いつ完済になるのかわからない」

明細もなにもかも、封を開けずに捨てていたのだから当然ですね。

とにかく、こんな超ド基本を知らなかったんです。



これをまず、サラ金全6社に確認しました。

そして驚いた。

借り入れをしなくなってからそれまでの返済額は60万くらい。

これに対して元金に充当された金額は15万くらい。

マジすか。



さらに今まで通りの返済額だと、全部返済するまでに7年近くかかることがわかった。



7年・・・。



ここまできて、また絶望しちゃいました。

7年間こんな暮らしをしなければならないのか・・・。



自分の至らなさ、思慮の浅さが招いた事態。

受け入れなくては、と思っていても、やっぱり悲しくなりました。



でも、時間がかかっても、どうしても普通の暮らしがしたい!!

なんとかして受け入れようとしました。