抗酸化コスメの実際は? | ストーンセラピー施術日記

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石の持つ力と東洋医学の経絡経穴論や温熱効果を取り入れたストーンセラピー温石薬石整体術を実践しています。サロンとスクール代表が書く施術記(ほとんど雑記)です。

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コスメの抗酸化について
私は11年前、抗酸化力の強い化粧品を販売する女性と出会いました。その方は、化粧品を使用しているだけで、お茶碗も持てなかった左腕のリュウマチが良くなって関節の痛みや腫れが消えたという経験を話されました。そこでしばらく、その化粧品を試したことがありました。
そして、当時、ちょうどその頃、福島原発事故による、放射能汚染を知らせてくれた研究者にこの化粧品の件を問いわせをしたこともありました。この化粧品は抗酸化として電子供給性を謳っていましたので、
「本当に、このようなコスメの美容液でも電子を発生させてそれを皮膚から浸透させる事ができるのでしょうか??また、精油などにもそのように、皮膚から老化を予防したり修復させたりするものってあるのでしょうか?」
すると、返ってきた答えは、、、
『商品に含まれている成分のほとんどは
抗酸化作用があると思われます。たとえば、抽出法は不明ですが、ローズマリーエキス
などは1,8-cineoleというテルペンアルコールがあり、すでにラジカル消去によってDNAを
保護する作用があるという報文があります。もちろん皮膚を保護する働きにもなります。
成分から見るとこの製品は漢方系の研究から生み出された気がします。
富山医科薬科大ではこのコスメに含まれる成分について多くの研究がされているはずです。』
と、
研究している大学まで指摘をされました。
そこでもう一度、電子について、
「この商品説明では、電子が発生するという部分が売りなのですが、電子が発生するというのはどうなのでしょうか。本当に電子は発生しているのでしょうか?」
と、質問しました。
答えは、、
ーーーーーーー
『電子が発生する、おそらく電子供与性のことを言ってるのだと思います。
これは名前の通り電子を与える性質を指します。では何に電子を与えるのかというと、それは「ラジカル」になります。
ラジカルとは不対電子を持つ分子の総称で、1900年頃に発見されましたが、
近年あらゆる病気と老化にラジカルが関与していることがわかりました。
最外殻の電子軌道に2つの電子があるとその分子は安定しますが、1つの電子しかない場合はラジカルとなり、他の分子を攻撃して電子を剥ぎ取ります。
これがDNAへのダメージやタンパク質の劣化につながり、細胞死や老化につながります。要するにラジカルは不健康や病気の原因になっているというわけです。
おそらくコスメの「電子が発生する」というのは、コスメに含まれる成分がラジカルに電子を与えて安定化させ、それによって細胞内のDNAやタンパク質を保護するという意味だと思います。これを電子供与性といい、一般的によく知られた抗酸化作用の説明に使われます。
このようにメカニズムの説明がややこしいのでその会社や業界によって説明が若干違うのでしょう。電子を発生させる、ラジカルを消去する、老化を防止する、抗酸化作用があるなど、
このメカニズムの表現は様々ですが、どれも中身はほぼ同じです。
ラジカルを無くすということが抗酸化作用の原理と言えます。』
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このメールの内容を本当に理解した時の衝撃は、未だに忘れられません。
で、
この感動を今もずっと人に伝えています。
抗酸化作用の強い精油は、
フランキンセンス、グローブ、ティートリー、ヘリクリサム、ペパーミント、シナモン、ローズマリー、オレガノ、ローマンカモミール、ラベンダー、レモン、タイム、ユーカリプタス、コパイバ、
スパイクナード、バジル、プチグレイン、ヤロウ
■医療文献(一部のみ)
レモン
:レモンオイルとその成分の1つであるガンマテルピネンが、低比重リポタンパク質 (LDL) の
酸化を抑制することが見られた。 LDLが酸化すると、アテローム硬化症と心臓疾患のリスクが高くなるが分かっている (Grassmann et al., 2001)。
ローズマリー
:ローズマリー抽出物に強い抗酸化作用が見られた。研究したローズマリー成分のうち、ローズマリー から抽出したローズマリン酸とカルノシン酸に、最も強い抗酸化作用が見られた (Almela et al., 2006) 。
:ローズマリー抽出物の抗酸化レベルが高いことが判明した (Moreno et al., 2006)。 
:H2O2と光増感作用があるメチレンブルーに細胞を浸したところ、ローズマリーのエタノール抽出 物が保護効果を示し、細胞のDNAが酸化で損傷しなかった (Slamenova et al., 2002)。
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