先日、表参道の授業に、卒業生のT先生が見学に来ました。
「初心にもどりたいので、、、」
とのことでしたので、喜んで参加してもらいました。
4時間ほど参加している間に彼女に聞いたところによると、やはり壁にぶつかっている様子。
お客様は固定客、新規客とまずまず来ていただいているようなのですが、本人に迷いがあるみたいです。
いわく、
「凝っている場所とか、それが弛んだとかはわかるんですけど・・・その~~、経絡とかのつながりがよくわからないんですよね。。陰陽虚実とかも今イチわからない。。。。もちろん先生は分かっていて施術しているんでしょ?経絡とかもちゃんと診ているんですよね?」
と聞かれました。
「そりゃあ、分かった上で自信をもって施術しているよ。ただ、経絡だけが万能じゃあないから、神経の走路とか筋肉とかを見ながら施術してるかな~。かなり悩んだりすることもあるし、いまだに教科書開いたり、いろいろ本を読んだりしながらやってますよ!あんまりT先生と私とでは変わらないよお!!」
「・・・・・そ・そっかな~~??」
「そう! いいじゃあないですか~!お客様が楽になったと喜んで、また来てくれるんでしょ! いまT先生は分かってなかった事が、分かって来たから悩んでいるんですよ。いろいろ本を読んだり施術を受けたりしながら自分で勉強するして行くしかないって!」
「本はあわてて4冊も買っちゃったんですけどね~ハハハ、」
「いいじゃあないですか!それを舐めるように読んでると、必ず発見があるはずですよ。○○とか○○とか○○とかは読んだんですか?」
「はい」
「また、読み返してみると、かなり印象がちがうかもよ。その時と、今とでは、、、私もいつも読み返していますよ」
こんな会話を書いている今、ふと昔『壁』について講演を聴いたのを思い出した。
長くなるのでこの話はまた後ほど、、、