先月、偶然にもお二人の生徒さんがギックリ腰になってしまいました。
お一人は、何度かやっている方で、お一人ははじめて。
常々、
「寝ていて治らないギックリ腰はないのだから、焦らず寝てれば良い」
と言っている私の話を聞いていたHさんは、
「本当、何日か寝ていたら治ってきました!先生の言った通りでした」
と妙な感心の仕方をしていました(笑)
完全に治りきってはいないものの、だいぶ調子も良くなって来たというHさん。
授業でモデルになってもらい、私が見本で施術をしていると、
「なんか、先生の持っている石が内蔵まで入ってきそうで、、、こんなに押されたのは生まれてはじめてです!」
などと言われていました。
ギックリ腰を起こす人は、もともとずいぶん腰の筋肉がこわばっている人です。筋肉が硬くなっているので、柔軟性が失われて、ちょっとした動きなどのきっかけで筋肉や筋膜に傷がついて痛むのです。
ですから、もともと凝っている人がギックリ腰になります。そして、ギックリ腰の痛みがとれてもコリそのものが取れないと、また繰り返しなる可能性が。。。。
一度、ギックリ腰になった方が『癖になる』とよく言われるのは、こうした元々のコリがあるからなんですね!
こまめに、自分の腰の状態に注意して、こわばって来たり、張りを感じたり、少しの痛みなどを感じたら、まずは温める、次にストレッチ、そしてやはり人にほぐしてもらうようにしたほうがいいですね。
これからの季節、ますます腰が冷えますのでご注意を!!