「脳脊髄液減少症」についての本を読みました。
むち打ち症はこれで治る!と題する本です。
以前、この脳髄液減少症についてはテレビなどでみたことがありますが、具体的な本を読んだのは初めてでした。
難治性のむち打ちがどれほど治らないものか、どれほど苦しいものかはよく知っていますが、その原因に脳髄液の漏れがあるとされています。
脳脊髄液の一日の産生量は約500mlで、成人では180ml前後の髄液が溜まっていて1日に3-4回も入れかわっているそうな。。。
この液が何らかの原因で減少してしまう、、たとえば、交通事故やスポーツ外傷、転倒転落、出産、手術などがあげられていました。
この「脳脊髄減少症」は比較的最近言われだした症状なのですが、ブラッドパッチという手術でかなりの方に症状の改善がみられているそうです。。。
かなりの方、というのは、もちろんそうでない方もいる訳で、とくに症状が出はじめてすぐに手術すると効果的なようですが、何十年と苦しんだ方にはなかなか効果が上がらない人もいます。
こうした方への治療が今後の課題だとも書いてありました。
しかし、人の体ってまだまだわからないことが多いのだな~と思ってしまいました。
例えば、この脳髄液の役割についても実はよくまだ分かっていないようですし、、(脳はこの液に浮いている状態なので、外からのショックからまもるためと言われていますが、)
この本を読む限りなぜ漏れるのかもまだよくわからない様な、、、?
漏れがなくなっても症状が改善されない理由も分からないそうですし、、、
ただ、様々な痛み(頭痛、頸部痛、背部痛、腰痛など)や自律神経失調症など不定愁訴や倦怠感、疲労、不眠、免疫異常などの症状の原因の一つとしてもっと知っとかないとダメだと思った訳です。
今後、代替医療や民間療法などの実績などを含めてもう少し調べてみようと思います。
以上、きょうは天気も悪いし、比較的マジメネタで(笑)