正式参拝 | 行雲流水

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薬剤師が役者になり、気づいたらNYで武者修行! 帰国後も役者をしながら俳優を続けている内に、翻訳したり、教えることになりました。さらには、49歳手前で息子が生まれ、2児のパパに。来年には岐阜県に移住予定。人生って面白い♪

こんばんは、SAMですキラキラ


今日はちょっと真面目な話ですよー

苦手な人は飛ばして下さい。







今日は現在の家に引っ越して以来、正月に必ず行っている正式参拝をしに、

近所の氏神様である、お稲荷様へ行って来ました走る人


と言っても、歩いて1分未満ですが…


結構、こういった行事は大切にしております。


正式参拝は、神社の本殿に上がって、きちんとお祓いをして頂き、

感謝と新年の決意というか、心構えを榊の枝のたまぐし(魂のくし)に載せて、神様にお渡しします。


そこで伺ったお話ですが・・・


お参りというのは、目に見えないものに対して敬う心、

日本人が古来大切にしてきた気持ちがもとになってます。


元々、神様の“か”は隠れているもの、目には見えないものを指し、

“み”は身体のミであり、実があるのミであり、力を備えている存在を示す言葉から来ているとのこと。


そういった、目に見えないもの、もの言わない存在を“神”様として、思いを配り、

海や山や川などの自然から、あらゆるものにわたり、それこを八百万もの目に見えない存在に対して

八百万の神と崇めて来たのが日本人であり、その目に見えない存在、もの言わない存在、

人と人との関係などに常に感じて感謝することが大切なんです。


また、昔は正月を迎えることで“年”をとっていたとのことです。

それは“年神様”が門松に宿ることで、家に神様を迎え入れ、

そのことで“魂”を一つ自分の中に重ねることで、年齢を増すとのこと。

だから、昔の日本人は正月に皆が一斉に年をとっていた。それが数え年なんですね。

お年玉は、その迎え入れた年神様の魂を、家長が子供や使用人に分けて配っていたもの

というのが元々のものなんだそうです。


とまあ、こんな感じのちょっといいお話しでした。

僕なりの解釈が入っているので、100%聞いたままでは無いことをご容赦下さいませ。


明日は、お墓参りです。

何となく、そういった行事が続きます。


でも、下町にあるお墓は僕にとってはパワースポット的な場所でもあるんです!!