おはよ~う。朝からメールか。何々?
「はじめまして。私は34歳の専門学校生です。
34歳で専門学校生?!
「私は将来、ビバリーヒルズでタマホームを建てたいと
思っています。」
勝手に建てたらええやないか。好きにしいな。
「私は今手持ち資金が50万あります」
ふんふん
「あと3000万足りないので貸してください」
あほちゃうか。この女。逆ならわからんでもないけど。
「つきましては富士の樹海で練炭パーティを
しませんか?」
誰がするか。しかし、世の中のもてないおっさん諸君。
お互いに気をつけましょうね。

昔、こんな経験をした。後輩で、ラブレターを
もらったから読んでくれという。最近付き合い始めた
彼女からもらったので嬉しいということだった。
読んでくれというのだから、人のラブレターもメールにも
全く関心は無いが、しかたないから読んでみた。

好きだなんて一言も書いてない。あなたのことを
こう思っているとも書いていない。ただ自分の
近況がたんたんと綴られているだけである。
最後に決めゼリフが付いていた。
「ステレオが欲しいので買ってください」
ただのおねだりの手紙ジャン。それをラブレターと
思い込むなんて、あるいは思い込もうとするなんて
寂しすぎるだろう。もてないくてもいいからもっと
毅然として生きろよ。

熟年男をだますなんて簡単だ。誕生日にハンカチの
一枚でも恥ずかしそうにプレゼントすればそれで
OKだ。(ただしこの手は女性のほうに年齢制限が
ありますよ。)
それだけで、
・え、なんでこの娘誕生日知ってるの?
・気があるのかな?
・お返しはどうしよう?
などと心は千路に乱れ、仕事も手につかず、子供の誕生日も
忘れ、まして結婚記念日などは鳥のから揚げですませ、
必死の思いで若い娘を誘ったデートで借金を切り出されると
断れないという体たらくになってしまう。何事も場数。
僕のようにふられまくるとそういう誘いは全く
効かなくなる。まあそれも寂しい話だが。

数日前から、ゴミ置き場に不燃ごみが置きっぱなしに
なっていた。回収日はとうに過ぎているので、どうやら
回収の品目に合わせたごみ出しの日を間違えて
いたようすだった。最近多いなあと思いながら
毎日残っているので、だんだんと腹立たしくなり
いったい誰なんだ、こんなたちの悪いことをして
放っておくのはと怒っていた。
ところが今朝、自宅のごみ入れのところにその
回収漏れの袋が置いてあり、何故だとさらに
怒りを誘発された、ひとのせいにする気か、と
まあそんなところです。ところが良く見ると、妻が
使い残した胡椒やらハーブやらの瓶ばかりで
なんと間違った日に捨てたのは自分であると
判明した。こういうときに、あっというまに怒りが
鎮まり、まあこういうこともあるさ、と納得して
しまう自分が情けない。次の回収日を
メモしておこう。
名画座時代という本を一気に読む。あいにく自分が
通っていた名画座はあまり掲載されてしなかった。
僕がよく通っていたのは渋谷の、パンテオンからは
直角の位置にある3本立て100円の映画館だった。
流行らないので有名な喫茶店もあったな。関東に
行った時には寄ってみようと思うんだけど面倒で
渋谷には寄らない。
映画ファンに関しての、映画館主だった人のコメント
が面白い。「自分の貧しさを知っているひとが映画
ファンになる」これは当たり。強者には映画は必要
ない。そして、強者の人生というのははた目から
見てもつまらないんだよね。