NRIセキュアにこういう比較記事が出ています。2019年ですが、まぁ今もそんなに差はないでしょう。
これによると、アメリカとシンガポールはほぼ同じ傾向があり、日本だけが違っています。
・シンガポールとアメリカはCISOといってセキュリティ担当の専任役員が多く存在しているが、日本はわずか。
・セキュリティ対応をなぜしているのかの理由は、シンガポールとアメリカはトップダウン指示。日本は、メール誤送信などの人のミスによるインシデント。
・実際に発生しているインシデントは、シンガポールとアメリカはDoS攻撃、自社Webサイトの脆弱性をついた攻撃だが、日本は上記のような誤送信、設定ミスなど。
これをどう解釈するかですが、会社の仕組み、雇用の違いとか、共通言語は英語だが多民族といった社会構造、価値観、社会通念の違いなどがある。
海外だとCISOのように、特定のミッションを担うスキル人材を年俸いくらかで雇う、ダメだったら交代させる という労働契約社会だということがありますし、また全て自前でやるのではなく、外部の人材を雇うという選択をしやすい。日本だとそんなのはCIOが兼務すればいいじゃないかとなる。
また、シンガポールとアメリカは世界的な金融拠点で商取引市場で、狙われやすいということ、攻撃する価値のある企業がたくさん集結しているといったこともあるでしょう。
なので、単純に日本は遅れているのでダメだ といった単細胞的な煽りをしていても無意味だろうなと思います。
