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石田マネジメント事務所

技術やものづくりに関する最近の話題と気づき、ちょっとした備忘録を書いています。

徳川家康が、二代将軍秀忠の妻であるお江の方に宛てて出した手紙が、のちにこう呼ばれた。

 

この手紙は、お江が嫡男竹千代(後の家光)ではなく、次男国千代(忠長)を偏愛しているという話をきき、出した手紙と言われていますが、非常な長文であり、家康の子育ての反省や信長、秀吉の性格など多岐にわたって書かれています。

 

しかし、最も印象深いのは以下のところでしょう。

 

 

人の一生は重荷を負ふて遠き道を行くが如し。急ぐべからず。
 

不自由を常とおもへば不足なし。

 

心に望み起こらば困窮したる時を思ひ出すべし。
 

堪忍は無事長久の基。怒りは敵と思へ。
 

勝つことを知りて負くることを知らざれば害その身にいたる。
 

おのれを責めて人を責めるな。及ばざるは過ぎたるに勝れり。

 

 

人の一生は旅のようなもので、人は旅人だ と誰かが言っていましたが、私も振り返ってみるとその通りだと思います。堪忍のしようのないこともたくさんあったし、思うにまかせないことも多々ありました。

 

不自由なるを常と思ってまだもう少しひと踏ん張りです。

南米出身で現在は日本に住んでいる方のyoutubeを見ていたのですが、「日本にずっと住んでいたい」と言っていましたが、その理由が印象に残りました。

 

「日本は生活水準は高く、母国のように貧富の差が大きくない。日本も貧富の差があるという人もいるが、南米はとてつもなく大きく、日本の比ではない」

 

「首都でも治安は悪く、もし母国で日本と同じ生活水準を維持しようとしたら、日本の何十倍もコストがかかる」

 

「まず住居。セキュリティのちゃんとしたマンションに住もうとしたら家賃がバカ高くなる。ニューヨークなどもそういうところは家賃高くて誰でもが住めないし、上海でも同じで億単位のお金が必要。東京は安いと思う」

 

「またボディーガードを雇わなくてはならない。多くの人は貧困にあえいでいるので、金を持っている人は誘拐されたり、銃で脅され金品を強奪される。だからちゃんとした自動車も必要だしボディーガードは必須」

 

なるほどと思っていたら、そのちょっと後でサイバーセキュリティの話で、「ネットの時代というのは、海外の治安のよくない地域に支店を作られそこに赴任したようなものである。セキュリティにもっとコストをかけないと危険だ」との話になった。

 

考えさせられる内容だった。

とある大学院で、IoTセキュリティの講義を開始しました。年末までしばらく講義をさせていただく予定です。