最近、DX(デジタルトランスフォーメーション)というキーワードを耳にすることも多くなってきたかもしれません。これは経済産業省などが主導している活動で、もっとIT活用してビジネスに変革をもたらしてほしい ということを言っているものです。
日本には、アマゾンやgoogleのようなITに尖った新興勢力が育ってこない という危機感が根底にあるようですが現状は、変革をもたらすに至らず、IT活用の範囲の事例が大半のようです。
変革リーダーがいないので育てる必要がある という認識はあるようですが、日本の企業特に昔からある大手企業なんかは、そういう変革リーダが出現したとしても社内力学の中で押しつぶされるのがほとんではないでしょうか。
と思ってあれこれ一般公開されている資料を見ていたらこんな資料がありました。この中に、「会社の中にIT分野の業務がわかる役員が何%くらいいるか」の調査結果が出ている。
これを見るとなんだか絶望的な気持ちになってきた。デジタルビジネスに取り組んでいるという企業でもこのありさまです
そういえば、数年前にある仕事でいくつかの大手製造業さんをヒアリングする機会があり、その時先方のIT担当部長クラスの方々は、だいたい口をそろえて言っていたのが、
ウチのトップでソフトウェア出身の人はいない
ウチの ”上” はメカ出身者なので「バグ」=欠陥という認識しかない
ウチの経営層でITがわかる人はほとんどいない
というようなことだったのを思い出しました。
日本企業が欧米並みに高い付加価値を生み出して、変革を主導してゆけるようにするためには、
1)世代交代の加速
2)ベンチャーの育成と既存の大手企業からの干渉・妨害を排除
3)IT業界の人月単価ビジネスを廃止
するような法律の制定が必要と感じます。
