最近やたらに、世界はユダヤ系の国際資本によって支配されている、闇の組織がある という陰謀論が言われています。本とか動画にもディープステート、陰の政府、ロスチャイルド家の陰謀 のようなのが見受けられます。
これらの話の中では本当の部分もあれば、相当誇張されたり、別の意図があるように思える。この「アメリカ・ユダヤ人の政治力」は20年くらい前に書かれたので、今に至る20年間の変化はあるにせよ、概ねここに書かれているあたりが本当のことでしょう。
ユダヤ系国際資本がロンドンのシティ、アメリカウォール街で莫大な資金を以て経済界を仕切っているのは本当の話ですし、アメリカの大統領選挙で資金提供し、その後政治にも浸食してきているのも事実です。
ですが、著者によればユダヤ系資本が勢力を拡大し始めてきたのは1970年代からで、18世紀、19世紀から闇の支配者だったわけでもありません。アメリカには建国の当初は反ユダヤ主義が多く、最初からユダヤ人が政権にいたわけでもない。ニクソン大統領がユダヤに好意的な政策をとったのがきっかけという。
民主党はユダヤびいきなのもその通りで、政治資金というか賄賂も相当もらっています。一方共和党ももらっている人もいるようですが、ユダヤ人はブッシュは好きではないらしく、その代わりかどうかはわかりませんが、ブッシュ親子は中国からは相当お金はもらっていて、中国内の組織で顧問の肩書をたくさん得ている。
民主党では、クリントン夫妻が抜きんでていて、中国から兆の単位で金を受けとっていて、もちろんユダヤ資本からもものすごい金額を得ていますね。クリトン夫妻がダントツに腐敗しているゆえんで、ヒラリーがメールを全て削除したのも証拠隠滅のためで、トランプが言っていることも間違っていない。
2000年以降はユダヤ系の議員もたくさん政権入りするようになっていて、昔のオルブライト女史、バイデン政権のブリンケン国務長官などが知られている。今回のウクライナ侵攻では、ロシア国内に存在するオルガリヒという新興財閥もユダヤ人だし、ウクライナ内の大金持ちもユダヤ系が多いです。これらは、ジョージ・ソロスというユダヤ資本家の資金、支援もあって台頭してきた勢力なので、このあたりを称してユダヤに操られている ということを言っているのでしょう。ここらへんはその通りだと思います。
しかしアメリカ政権がユダヤ資本のリモコンロボットになっているというのは、言いすぎていると思う。

