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石田マネジメント事務所

技術やものづくりに関する最近の話題と気づき、ちょっとした備忘録を書いています。

企業統治(コーポレートガバナンス)というと、会社が何か不正なことを行ったたびに出てくるキーワードで、多くの会社では内部統制という監視、コントロールを指すもののように言われています。

 

これも間違いとは言えないが、企業統治の意味をもう一度考え直してみる必要があると思います。

 

企業統治となると、会計監査とか会計事務所の人とかがルールとか数値を持ち出し、社外取締役を設置して・・・という話になるが、それよりも、自分の会社は何のために存在しどうあるべきかを問い続け、内外に周知し効用を提供し続けることこそがコーポレートガバナンスではないのかと強く感じる。

 

この表は、アジア地域の学生に聞いた就職したい会社ランキングで2014年のデータですが8年後の今もあまり変化はないと思いますが、上位50社に日本企業はたったの2社しかありません。英語が通じない、日本人しか経営層になれない、長時間労働などが理由と言われてきたが、70代、80代の人物が社長のイスにしがみついている老人企業には無理だろう。

 

日本企業はM&Aも相当やっているが、うまくいっていない方が多いといいます。グローバル展開している企業は、文化風土、法令、慣習の違う人たちにどう訴え、力を結集して発展させてゆいくかを、企業トップは、自らの肉声で英語を使って語りかけて、世界中の従業員の心をグッと掴まなくてはならないはず。結局は日本人経営者の資質に拠るのだと思います。

 

最近のAIベンチャーの中には、大学生の頃からアジア地域の人たちと連携し創業したり、日本と米国の両方に本社機能を構えている企業も出てきたので、一刻も早く新旧交代してほしい。

 

こう銘打ったオンラインセミナーがあり聴講しました。面白く感じたのは、総務省傘下にあるNICT(情報通信研究機構)の方の活動成果報告で、機械学習の手法を用いてサイバー攻撃の兆候を検知するやり方の事例をいくつも紹介していた。

 

t-SNE(t分布確率近傍組込み)という方法はPCAのように分割分類結果を数式で表現してくれないが、高次元空間での距離を計算しビジュアルに示してくれるものです。これがIoTマルウェアの分類とか、セキュリティ機器から出される大量のアラート情報から重要度の高いものだけ抽出する操作に応用されていて、こういう使い方もあるのかと思いました。

 

一方、東大AIセンターの方の発表はかなりガッカリ。どこかで聞いたことがあるような内容で、失敗しそうにない無難なことしかやっていないという印象。

 

東大なんだから松尾教授を早くトップに据えてAI研究の先頭に立たせるべきだが、年功序列なのか内部の権益のせいか、こういう人がトップになれないから東大は世界ランク35位で北京大学よりもはるかに下位にいるのだろうと思いました。

ものすごい迫力。今からおよそ50年前、このサターンロケットでアメリカは初めて月に人間を送ることに成功しました。

 

当時自分は小学生だったですが、月面に降り立った飛行士の映像をよく覚えています。

 

今から50年前の日本は、木造の板塀の家はモルタルになりつつあり、またトイレも汲み取りはほぼなくなって水洗便所になってはいたわけですが、アメリカの国力というものをなんとなく感じていたような気もする。

 

21世紀の現代、アメリカのロケット開発は民間企業が担っており、機体を帰還回収できるレベルに達しています。我が国とアメリカの違いはどういうところにあったのか。

 

終わることのない好奇心、挑戦するスピリットとそれを支援する人たちの存在 ということに尽きる。

 

Ultimate Saturn V Launch with Enhanced Sound