昔、メーカーで工場勤務をしていたことがあり、立場的にコストとか製造損益に関する仕事をしていることがあった。本社の立場では長年やってきたことを、製造組織からみるとこうなっていたのか、ということを理解できた。
その際に、共通費として巻き上げられるというと言い方はよくないが、会社全体で使う機能について、一定の負担費用として徴収されるものがあるということを知った。この共通費は、例えば情報システムがあるが、これ以外にもなんだかんだとある。
この負担比率は工場の生産高とか製造損益に応じて算出されているようであったが、そのメカニズムはよくわからず結構とられていて不満のタネとなっていた。これに加え広い敷地内に、いろいろな事業体が間借りするような構造になっていたので、それぞれの事業組織は大家に家賃を払わないといけないので、さらに徴収される。
こんなところにいたら利益が出ない と文句を言って出て行った事業組織もあった。
さて、この「人の収益の上前をはねる構図」は、国レベルでも顕著である。国だと文句を言って出てゆくこともできないが、税金で徴収したり、車検などで金を徴収して、その金はどこの誰がどのように利用しているのだろうかよくわからない。
毎年、確定申告のこの時期になるとこういうことを思ってしまう。