ピータドラッカーがバブル崩壊後の日本の経済的惨状を呈していた90年代後半のころだったかに、こんなことを書いていました。なぜか今でも強く記憶に残っている。
・日本は、ルネッサンス(再生)の用意はできているか。
・敗戦後の時期、まだ経済の奇跡(高度経済成長)は起きていな
かったが、映画の巨匠がいた。伝統美芸術、豊かな感性・文化
があった。
・今日世界は、近代的であると同時に、際立って非西洋的な文化
を必要としている。
・世界は欧米都市まがいの日本ではなく、日本的な日本を必要と
している
あれから20年以上たつ今こそ、日本はルネサンスが必要だと強く感じます。世界経済は強欲な金融資本による支配体制が確立しつつあり、株主資本主義を振りかざす米国のリモコン政治家、官僚、サラリーマン経営者の独壇場になりつつある。
また社会の底流を成す日本的なもの、精神構造、風習などは前近代的だと決めつけられ破壊されようとしています。
多くの名もなき善良で、聡明な日本人はさすがに気が付き始めていることでしょう。
今日本には多くの国々から旅行者が訪れ、西洋的でもなく伝統的な東洋とも違う日本固有の ”何か” に触れ強いインパクトを感じています。
ネイティブジャパニーズの私たちこそ、戦後の長きにわたり続けてきた自傷行為から解放され、本当にルネサンスに目覚める時がきたと感じます。

