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石田マネジメント事務所

技術やものづくりに関する最近の話題と気づき、ちょっとした備忘録を書いています。

冷戦後、この新聞社は「これからは中国の時代だ」「バスに乗り遅れるな」「経済が豊かになれば民主主義が定着する」と煽ってきたが、その結果はどうだったか。

技術は奪い取られ、進出した企業はほうほうのていで帰りつつあり、日本人は子供まで襲撃されアステラスの社員はいまだ帰国できない。もちろん、産業界にも責任はあるがいまだに反省が不充分と思う。

で、今週の日経の朝刊には、上場廃止する企業が増加しているという記事がでていたが、論調としては「米国などの投資をもっと呼び込んで資本効率を上げるべきである」という内容。

大正製薬が非上場化したのは、モノ言う投資家に引っ掻き回されて長期戦略に支障を来すからである。東芝が自滅したのもモノ言うファンドを呼び込んだことが原因である。

なのに、中国の次は今度は外資をもっと呼び込んで国際金融資本に身売りしろと主張している。

日本経済新聞は東証の主張とイコールですが、アメリカの金融機関、グローバルファンドの犬になりさがった財務省の主張を右左に流しているということになる。

良い子の皆さんは、日本経済新聞は読んではいけませんね。

WebAPIの脆弱性をハンズオン的に学ぶにはよいと言われています。確かによく解説されていますが、解析のツールの主役が Postmanという聞いたことがないものなのが難点。(著者は意地でもBurpSuiteを避けているのだろうか…)

 

画面の解説も丁寧なのだが、バージョンのせいなのか、GUIが結構異なり、そんなボタンが出て来なかったり、場所も違う。なので本書の中に出ているハンズオン演習が後半は特にできない。


どうせなら、BurpSuiteだけで説明してほしいところです。

 

また、Kali linux上の操作なのか、Ubuntu上での操作なのかの説明もちゃんとしていないので、わかりにくい。被攻撃環境用にUbuntu、攻撃用にKaliで最初は話が進むが、途中からしらないうちにKali上にも被攻撃環境がいる前提で話が進んでいる。


BurpSuiteだけで説明しているものでもWebAPIの脆弱性解析はできるはずなので、別の題材をぶことにしました。

 

「No Country for Old Men」という映画がある。麻薬組織同士の取引で双方皆殺しになった現場に出くわした溶接工が、大金を持ち逃げしたことから、組織に雇われた殺し屋のアントンに追われることになる。

 

アントンは異常な人間で他人には理解不能な理屈があり、最初に彼を逮捕した保安官を殺害し、溶接工を追っている別のギャングなども次々と殺し、金を盗んだ溶接工を追って金を取り返すために自分を雇った組織のボス、そのボスに雇われた別の殺し屋なども次々と殺戮してゆく。

 

溶接工の居所を突き止めたが銃撃戦になって双方重症を負うが、結局溶接工は別のギャング団に殺される。金を盗んだ奴が死んだのだからもう何もしなくてもいいはずだが、アントンは溶接工が約束を果たしていないといって彼の奥さんも殺してしまう。その後アントンは不慮の交通事故で重症を負うが逃亡してどうなったかは不明。

 

一貫してアントンの行方を追っていた老保安官(トミー・リー・ジョーンズ)はついにアントンを捕まえることはできず、映画の最後に自分の奥さんを前に、もう保安官は辞めると言って、自分の見た夢の話をしてこの映画は終わる。

 

麻薬、暴力、殺人、金の織りなす現代アメリカに蔓延する残酷無情な世界、特にアントンのような理解不能な残虐さの前に、「昔から酷くはあったが、こんなじゃなかった」「自分のような旧世代の人間にはもうとてもついてゆけない」という意味で No Country for Old Men なのだろう。

 

この映画の最後がわけがわからない という意見もあるようだ。それはトミー・リー・ジョーンズ演じる老保安官が見た夢の話をする件。父親に関する夢を2回みたことがあって、2回目の内容は、

 

「雪が積もる寒さの中を歩いていると明かりを持った父に追い抜かれていく。でも追い越して行った父はこの先で火を焚いて自分を待っていてくれるという事を自分はわかっているんだ」

 

というもの。

 

もうこの先長くない自分をあの世で待ってくれているはずだということなのだろう。

 

この映画を見たら、上半身ランニングシャツ1枚の親父の背中にしがみついていた、子供のころの自分の記憶がよみがえった。