息子の新人研修も終わり、勤務地の関西に旅立って行った。早いものだが、早いといえば自分の時はどうであったかと思い出す。遠く九州まで夜行列車で運ばれ、ちょうど今ころは、ガス切断、溶接の実習に勤しんでいた。
ところで、新人といえばコンピュータのシステム開発の仕事だが、ちゃんとしたSI会社であれば、そうした研修をしているころだろう。自分も一ときSEの仕事をしていたが、ちゃんとしたSI会社でもなかったので、まともな教育・研修は受けたことがない。あの当時のあの職場では無理だったろうと思う。
システムのウォータフォール開発をちゃんと理解したのは、SEの仕事ではなく、製品開発になってからだった。さすがにこちらはしっかりしていた。SIのようにコンピュータソフトウェアプログラムだけを作れば良いものと、モノ自体を作る、その中にソフトもあるというものとでは、同じ開発サイクルと行ってもかなり違いがある。
しかし困るのは組み込み製品のようなものだろう。近年はソフトウェアの比率が大きくなってきたが、もともとソフトウェアのものづくりの仕組み、体系にあるわけではない。多くの会社ではハードのプロセスにソフトウェアをおまけのようにくっつけていることが多かった。最近は少しづつ変わってきているが、それでも中小企業ではプロセスそのものがないということもある。
新人には何を教えるべきか。もう一度、自身の社会人人生を振り返ってとくと考えてみたいと思う。