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石田マネジメント事務所

技術やものづくりに関する最近の話題と気づき、ちょっとした備忘録を書いています。

年明け早々、この話題が報告されています。2000年代のある時期以降から、インテルはCPUの実行速度を上げる為に、CPUの実行の仕組みに工夫を加えたのですが、これが仇となるというものです。MetdownとかSpectreという名前がついているそうです。

 

CPUが高速に処理を進めることができるよう、分岐命令に差し掛かると投機的実行といって、分岐する方に行くだろうとみなしその先のコードを先読みします。実際の計算結果が分岐する場合、すでに読み込み済みなのですぐに実行できますが、分岐しないという場合には先読みした情報は無駄になり捨てられることになります。

 

この際先読みした情報などがすぐに捨てられるのではなく、CPUのキャッシュデータとして一時的には存在し続けることが多いでしょうから、悪意のある(かつ、実行優先度が低い)プロセスが、これを狙い撃ちにして読み取ることができるそうで、実際にデモしている動画もありました。

 

昔、UNIXマシンが全盛のころ、RISC型のCPUでこうした投機的実行機構が取り入れられていました。最初の頃は分岐する/しないという1ビット分の情報によるシンプルなものでしたが、これだと50%の賭けになりあまりにも効率が悪いということで、2ビット分使うことで、分岐予測の精度を上げたRISCチップも出ていた。

 

インテルのCPUが実装しているのが、この当時の投機的分岐の仕組みと同じような原理なのかどうかはわかりませんが、少なくとも当時はそのキャッシュデータをハッキングするなどということは誰も予想だにしなかったのですが、こんなところまで狙われるのかと思っています。

 

対策情報がマイクロソフト、グーグル、アマゾンなどからリリースされているようですのでチェックすることをおすすめします。

商工会議所の方々と共に、地域企業のサポートについての現状と来年度の取り組みに関する打ち合わせ会合に出席しました。事業継承については、ニーズは高いものの、サポートの仕方も配慮すべきことがたくさんあるということも話されました。

 

支援したいという気持ちは大切ですが、お相手企業の立場なども踏まえた、気遣いがもっとも重要なことであると改めて気付かされました。

 

その後、新年会にも出席し色々なお話しをすることができ、一年を楽しくスタートすることができました。

下準備のための調査期間も含めると足かけ2年近くとある公的機関で手がけてきた活動も、ようやく終了を迎えつつあり、成果物も9割以上完成し年末には組織内レビューも終了。今年3月末には一般公開できそうです。

 

長かったような、あっと言う間だったような・・

 

次にやりたいことは公的なもの、私的なものなどいくつかあるのですが、遊びと言いますか趣味、娯楽系を昨年はほとんど着手できなかったので、これはやりたい。