中学何年生だっかた忘れましたが、国語の教科書に安岡章太郎の随筆が掲載されていて、タイトルとかは忘れてしまったのですが、印象的だったという記憶だけが残っています。
あとで調べたら、年代的にみて「幸福」だと思いますが、話のあらすじも読み返してみないと思い出せない。でも、なぜだか、頭の片隅に断片がこびりついているかんじです。
で、社会人になって何歳ごろに読んだのか忘れましたが、「海辺の光景」を読んで同じ作者だったのかと驚いた。戦後の時代、精神状態がおかしくなった母親を、父親と一緒に見舞いにゆくこの作品は、どうにも気が滅入るものとしてこれまた忘れたくてもわすれられない。特に状況的に似てきた今はなおさら思い出したくないが、だから余計に頭に出てくるのだろうか。