下丸子の会社ではワープロの開発をしていて、電源もその一環でしたが、業務の大半はデジタル周りでした。HWの設計と動作確認ではどうしてもソフトを書く必要もあり、アセンブラでゴリゴリ書いていました。
その時、ある部屋の中で埃をかぶって誰も使っていない写真のコンピュータがありました。
これは今は亡きDEC(デジタルイクィップメント)のVAX11-780というもので、誰も使ってないなら動かしてみたいと思い、「これ使っていいすか?」と聞いたらすんなりOKをもらいました。
自分以外誰も触らないのでほぼ私物化して、ひたすらC言語を勉強しました。C言語はなんて便利なのか、アセンブラなんてやめて全部Cでいいんじゃないか と思いましたが、マイコンの開発エミュレータはアセンブラしかなく結局業務では一回も使えませんでした。
毎日終電+休出の生活でしたが、こういうところはなんともおおらかな時代だったです。
