ほんとうに 良くなったよね!
今ではあの頃のことがうそみたい
ちゃんと動けているね
仕事にも まだ半分だけど 車で行けてるし…
一時はどうなることかと思ったよ~
でもあのことがあってから 子供たち何だかぐんと成長した気がするよ
6月以降 ずっと長女の腰の具合が悪くて
一時は 寝たきりの生活になってしまった
整形外科に通ってはいたものの
なかなか効果的な治療方法が見つからず
出口の見えない日々が続いた
家にいる中三の受験生と 小三の子供たちの世話を始め
家事は全くできない日も続いた
2カ月程たって ようやく回復の兆しが見えてきた
そして少しずつ 良くなっていった
今思い出しても みんなよく頑張ったね と思う
そして彼女自身も よく乗り越えたと思う
それにしても…
その後の様々なことから判断すると
今回のこの病気は これまでの生活の
ある意味浄化作用だったとも思える
今 彼女が回復し 生活は以前と同じような生活に戻ったけれど
それぞれの心の内は
以前とは大きく違っている
長女自身も 自分の身体に気を付けるようになり
子供たちも自主性が大きく育ち 思いやりの心も増してきた
娘は 自分が動けない間 在宅勤務に切り替えながら
常に気を遣ってくれた夫の優しさを 一段と深く感じたに違いない
もちろん私も…
この夏の暑さの中 自分自身も余り体調が万全とは言えない中
夢中で手伝いを頑張ってきた
そして今 以前のような生活に戻ることができたけれど
私の心の中は 以前にも増して 感謝の気持ちが深まった
自分が最後まで頑張れたことで 自分への自信も深まった
まだ手伝えることが こんなに嬉しいとは 予想していなかった
人は 困難に出会うたびに 成長していく…
理解はしていたけれど 今では身体全体でそのことを納得できている
私自身70年以上生きてきた中で、
思い返せば楽しいこともたくさんあった
それでも 辛い経験は 忘れられない
ただし その辛い経験こそが 私を磨いてくれた気がする
幼いときいときに 父が他界して
辛い思いをしたこと
友だちに理解されずに 学校に行きたくなかった小学生のころ
一人暮らしになって 判断力に乏しい私は
様々な困難に出会ったが
自分の生活を切り詰めて学資を送ってくれる母に
甘えることができなかった
出かけた後に お金が足りないことに気づいた私は 電車代がなくて
遠い道を歩いて帰ったこともある
結婚してからは 頼りになる夫のお蔭で
以前のような辛さはなかったけれど
今度は これでもか と言うくらいに何度も病気にかかった
そしてまた 人間関係に 悩んだ…
今思えば
それらは 私に与えられた課題だったのだ
その時期がなければ 今の私はなかったのだから
でも ふと思う
もうそろそろ 人生の課題は終えたのではないかな~
まだ少しは残っているかもしれないけれど
概ね 卒業できたのではないだろうか
夫の死という あれだけの課題を与えられたのだから
そしてそれを みんなのお蔭で こうして乗り越えたのだから
もちろん先のことは分からないけれど
もし何か困難に出会ったら
まだまだ成長できる余地があるのかな と
思い直して進んでいこう
この人生の旅路を終えるまで