久しぶりに A ちゃんとたくさん遊んだ
小学四年生になって 最近はお友だちと遊ぶ時間が増えた
「ただいま~」と帰ってくると いきなり
「行ってきま~す!」と出ていくことが多くなった
時間があれば 宿題もするし 少しお勉強もするけれど
あとはほとんどソファーでリラックスしたり
図書館で借りていた本を読んだり
二人で遊ぶことは少なくなってきた
先日 外で遊んでいたら雨が降って来て
早めに帰ってきた
すると久しぶりに「お婆ちゃん あそぼー」と声をかけてきた
二人で遊ぶときは トランプ 将棋 ブロックなどを使うことが多い
時には おもちゃのビアノを使って 曲目を当てっこしたりする
最初は 遊んであげているつもりだけど
途中から いつも私の方が夢中で楽しんでいる💦
遊ぶ時は いつも A ちゃんが何をするか決めて
時にはルールも自分で作る
私はそのルールを覚えるのに 必死になる
その日は新しい遊びはなかったけれど 「神経衰弱」の提案があった
ペア・ゲームだけど 実は私はこの遊びが苦手だ
歳を追うごとに 覚えておくのが億劫になるし 疲れるし
まさに「神経衰弱」に陥りそうなのだ💦
それでも A ちゃんは 一歩もひかない
仕方なく始めた
ペアが成立しなくて裏返しに戻したカード
最初は よし、あそこだ と覚えておこうとするけれど
どんどん忘れてゆく
A ちゃんが直前に引いたカードを探すことになった時だけは
本当にうれしくなって 得意そうにする私 (笑)
A ちゃんはあまり記憶しようと努力していないのに
なぜ?と思うくらいに ペアの数を増していく
でも一度だけ 運よく巧く順番がまわってきた
期待以上にとれた時
それでも 勝つことはまずないからと思っていたら
「おばあちゃん 同じくらいだよ 数えてみよう」との提案
最初それぞれが自分の札を数えていたら
「運動会の玉入れのときみたいに 一緒に数えようよ」と
またしても 指示が飛んでくる
ふたりで、一枚ずつ「いーち、にー、……」と数えていった
そして終わりに近づいたとき
ふたりとも顔が引き締まってきた
残りの数がほとんど同じように見える!!
そして二人で「にじゅうろーく!」と数えて顔を見合わせる
ぴったり同じだね、ほんとだね
もうそれだけで 二人で笑い合う
ゲームの途中では 私がドジな間違いをすると
A ちゃんはほんとに嬉しそう
そして その間違いに気づいた私が 「なんてこと!」と叫ぶと
その顔がまたよけいに面白いらしく 大声で笑う
それがまた私に伝わって 二人で笑い転げる
あまりに笑い過ぎて 涙が出て来る私
A ちゃんは「なんでそこで涙だすの?」と不思議そう
「笑い過ぎると涙出てくるの!」と言うと
「ふ~ん、お婆ちゃんおもしろいねぇ」とまた笑う
こんな他愛ない時間を過ごせることが とても幸せに感じられる
さあ あとどのくらい こんな風に笑い合えるかな
幼いころ 怪獣ごっこや 白雪姫の小人のふりをして遊んでいた
Y くんはもう大学生
クイズを出し合ったり 夜寝る前に たくさんおしゃべりしていた
N ちゃんは もう高校生
みんな 少しずつ成長していって
互いに笑い合うことは あまりなくなってきた
………
今こうして こんなに無邪気に笑い合えるなんて
とても貴重な 大切なときだ
私の大好きな 遊びの時間
とても とても愛おしく思う 遊びの時間……