燗酒屋 盛夏 リベンジ
前回行った時にもっとも食べたかった「ほや」が品切れで来週の月曜には入ると言われ、月曜日に行きました。それも開店してから30分も経っていない時刻。
ところがお客さんは5人もいてびっくり。
しかも私の前に「ほや」を注文する人がいて、すぐ便乗。
前回と違って「赤ほや」
一応「ほや酢」となっているが酢はほとんど香り程度で、水貝に近かったと思う。
これは私が30年以上前青森の旅で、地元に人に勧められて食べた味にかなり近かった。
しかし、青森で食べたほやの方が渋くて苦くて食する者を拒絶していた。
今ではそれが懐かしいのだ、そしてその味を味わいたいのだ…恋もしたし…
酒は白鷹の純米。
これをヒヤでもらったのだが、逆説的な言い方をすると純米らしくない。しかし美味。魅かれる味。一緒に座っていた人4人が評価していた。
酒は必需品じゃない。
だから心情が入り込む。
ひとつの酒に、そのつまみに感情や、想い出が入るのである。
それは切なく、悲しい場合がほとんどだ。
最も悲しいのは悔恨の情だ。
あの時、どうして、こうしなかったのだろう…という情だ。
前回行った時にもっとも食べたかった「ほや」が品切れで来週の月曜には入ると言われ、月曜日に行きました。それも開店してから30分も経っていない時刻。
ところがお客さんは5人もいてびっくり。
しかも私の前に「ほや」を注文する人がいて、すぐ便乗。
前回と違って「赤ほや」
一応「ほや酢」となっているが酢はほとんど香り程度で、水貝に近かったと思う。
これは私が30年以上前青森の旅で、地元に人に勧められて食べた味にかなり近かった。
しかし、青森で食べたほやの方が渋くて苦くて食する者を拒絶していた。
今ではそれが懐かしいのだ、そしてその味を味わいたいのだ…恋もしたし…
酒は白鷹の純米。
これをヒヤでもらったのだが、逆説的な言い方をすると純米らしくない。しかし美味。魅かれる味。一緒に座っていた人4人が評価していた。
酒は必需品じゃない。
だから心情が入り込む。
ひとつの酒に、そのつまみに感情や、想い出が入るのである。
それは切なく、悲しい場合がほとんどだ。
最も悲しいのは悔恨の情だ。
あの時、どうして、こうしなかったのだろう…という情だ。
映画『イーダ』
昨年(2013年)11月のポーランド映画祭の出品作品であった本作が一般公開された。
1962年のポーランドで修道院で養育された孤児の女性イーダ(修道院でつけられた名前はアンナ)が、誓願(どう見ても終生誓願だと思うのだが、スーパーインポーズは修道誓願になっていた)直前に唯一の肉親である叔母がいることを知らされ、その叔母に会いに行くところから始まる。
その叔母はかつてスターリン主義的な検察官であった人でユダヤ人である。
彼女がスターリン主義的な検察官であったことは、本人の言葉からも分るが酒酔い運転で警察に拘束されたときに地元の警官に対する態度でも分る。
イーダはその叔母に会って、初めて出自がユダヤだと知る。
そして両親がなぜ居なかったのかを問う。
この問題は、ポーランドのある時代を知る作品である。
ここにはポーランドの反ユダヤ主義と、ユダヤ人虐殺の歴史がある。
ナチスドイツの勢力下に入った時に、あたかもお墨付きを得たかのようにユダヤ人虐殺が始まった。
スターリン主義体制化では虐殺に加担したポーランド人に重罰が言い渡されたが、それは報復の意味合いもあったようだ。
そして、ユダヤ人虐殺は歴史の中でナチスドイツの責任へと転化されていく。(2000年代に入り再調査をし、政府はユダヤ人に謝罪する)
ここにはイーダの両親の不幸と、叔母の息子の不幸と、時代の不幸がある。
そして、イーダはここに信仰の問題を見る。だから誓願からはずれる。
その信仰に対する疑義を確認するために、ある冒険をする。
そして修道院へ帰る。
美しいカメラ、美しいアングル、寂しい風景、寂しい人々…佳作である。
2013年ポーランド映画
監督・脚本:パヴェウ・パヴリコフスキ、脚本:レベッカ・レンキェビッチ、撮影監督:ウカシュ・ジャル、カタジナ・ソバンスカ、
昨年(2013年)11月のポーランド映画祭の出品作品であった本作が一般公開された。
1962年のポーランドで修道院で養育された孤児の女性イーダ(修道院でつけられた名前はアンナ)が、誓願(どう見ても終生誓願だと思うのだが、スーパーインポーズは修道誓願になっていた)直前に唯一の肉親である叔母がいることを知らされ、その叔母に会いに行くところから始まる。
その叔母はかつてスターリン主義的な検察官であった人でユダヤ人である。
彼女がスターリン主義的な検察官であったことは、本人の言葉からも分るが酒酔い運転で警察に拘束されたときに地元の警官に対する態度でも分る。
イーダはその叔母に会って、初めて出自がユダヤだと知る。
そして両親がなぜ居なかったのかを問う。
この問題は、ポーランドのある時代を知る作品である。
ここにはポーランドの反ユダヤ主義と、ユダヤ人虐殺の歴史がある。
ナチスドイツの勢力下に入った時に、あたかもお墨付きを得たかのようにユダヤ人虐殺が始まった。
スターリン主義体制化では虐殺に加担したポーランド人に重罰が言い渡されたが、それは報復の意味合いもあったようだ。
そして、ユダヤ人虐殺は歴史の中でナチスドイツの責任へと転化されていく。(2000年代に入り再調査をし、政府はユダヤ人に謝罪する)
ここにはイーダの両親の不幸と、叔母の息子の不幸と、時代の不幸がある。
そして、イーダはここに信仰の問題を見る。だから誓願からはずれる。
その信仰に対する疑義を確認するために、ある冒険をする。
そして修道院へ帰る。
美しいカメラ、美しいアングル、寂しい風景、寂しい人々…佳作である。
2013年ポーランド映画
監督・脚本:パヴェウ・パヴリコフスキ、脚本:レベッカ・レンキェビッチ、撮影監督:ウカシュ・ジャル、カタジナ・ソバンスカ、



