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特別法廷「菊池事件」で模擬再審

 冤罪事件の可能性が高く死刑執行された「菊池事件」の再審模擬裁判が国立ハンセン病療養所「菊池恵楓園」で10月19日に行われた。実施したのは「菊池事件再審をすすめる会」と熊本大学法学部学生。

 「判決」は特別法廷の「被告以外は白い予防服を着用」「法廷内に消毒液の臭い」で憲法14条の法の下の平等に反するとした。また、凶器とされた短刀については「証拠の捏造の疑いが濃厚」だとして「無罪」を言い渡した。

 弁護団長の徳田靖之弁護士は「最高裁が違憲の疑いがあるとの見解を出せば、再審運動に大きな影響を与える」と語った。

 他に死刑執行された冤罪の可能性が高い敗戦後の事件は、「小松川事件」「福岡事件」「飯塚事件」があり、「飯塚事件」は再審請求中。
冤罪による死刑執行に光か、特別法廷検証

 最高裁はかつての特別法廷に問題が無かったかを調査委員会を設けて検証を始めたと言う。

 特別法廷は天災で裁判所が使えない場合や、被告の病気を想定したもので法廷外で開く法廷のことであるが、その指定は113件ありハンセン病を理由としてものは95件ありほとんどハンセン病によって開かれた。

 全国ハンセン病療養所入所者協議会が療養所内に設けられた特別法廷は「非公開」だったとして裁判の公開を定めた憲法に違反するかどうか検証するよう最高裁への要請を受けたものだ。

 特別法廷が差別的に運用されたことは間違いなく、その中で冤罪事件の可能性が極めて濃厚な「菊池事件」がある。
 本件は死刑執行されている。

 この事件に光が当たることを願う。
自民党女性閣僚の靖国参拝、何が問題か?

 自民党女性閣僚3名が秋季例大祭をやっている靖国神社に参拝した。

 これがなぜ問題なのか?

 日本の独立はポツダム宣言受諾とサンフランシスコ講和条約によって達成された。これは日米間だけではなく国際的な「契約」である。
 そしてその上に東京裁判がある。

 靖国神社がA級戦犯を合祀した最大の理由は、東京裁判の否定にあり、それはポツダム宣言の否定にもなる。第6代宮司松平永芳氏は「東京裁判を否定しなければ、日本の精神復興は出来ないと思うから、いわゆるA級戦犯者の方々も祀るべきだ」と明言している。

 日本の独立の根拠を否定する人が閣僚をやっている不思議。

 彼女らの参拝の理由は「戦死者の追悼」だと言う。
 「戦死者の追悼」は靖国神社でなくともできる。
 選挙区の陸・海軍墓地の方が行動としては正当だし、国立千鳥ヶ淵戦没者墓苑なら何の問題もない。

 秋期例大祭に「戦死者の追悼」をからめることは、宗教的、信仰的にも理解しにくい。

 この国は思想信条の自由が保障されている。
 日本を否定しても、日本の独立根拠を否定しても構わない。

 しかし彼女らは日本国の国会議員である。
 それをすることの説明責任が国際的にある。

 政教分離を標榜する与党公明党も聞きたいはずだ。

 日本遺族会との関係を問う事にも飽きた。
 超男性社会で女性が進出するにはマッチョさが求められる。
 それは実は女性の「社会進出」(実は大変不愉快な表現だが)を妨げていると思う。

 蛇足ながら富田メモによれば昭和天皇はA級戦犯合祀に不快感を示し、それ以降参拝をやめた。この女性閣僚は反天皇思想の持ち主なのかもしれない。