自民党女性閣僚の靖国参拝、何が問題か? | leraのブログ

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自民党女性閣僚の靖国参拝、何が問題か?

 自民党女性閣僚3名が秋季例大祭をやっている靖国神社に参拝した。

 これがなぜ問題なのか?

 日本の独立はポツダム宣言受諾とサンフランシスコ講和条約によって達成された。これは日米間だけではなく国際的な「契約」である。
 そしてその上に東京裁判がある。

 靖国神社がA級戦犯を合祀した最大の理由は、東京裁判の否定にあり、それはポツダム宣言の否定にもなる。第6代宮司松平永芳氏は「東京裁判を否定しなければ、日本の精神復興は出来ないと思うから、いわゆるA級戦犯者の方々も祀るべきだ」と明言している。

 日本の独立の根拠を否定する人が閣僚をやっている不思議。

 彼女らの参拝の理由は「戦死者の追悼」だと言う。
 「戦死者の追悼」は靖国神社でなくともできる。
 選挙区の陸・海軍墓地の方が行動としては正当だし、国立千鳥ヶ淵戦没者墓苑なら何の問題もない。

 秋期例大祭に「戦死者の追悼」をからめることは、宗教的、信仰的にも理解しにくい。

 この国は思想信条の自由が保障されている。
 日本を否定しても、日本の独立根拠を否定しても構わない。

 しかし彼女らは日本国の国会議員である。
 それをすることの説明責任が国際的にある。

 政教分離を標榜する与党公明党も聞きたいはずだ。

 日本遺族会との関係を問う事にも飽きた。
 超男性社会で女性が進出するにはマッチョさが求められる。
 それは実は女性の「社会進出」(実は大変不愉快な表現だが)を妨げていると思う。

 蛇足ながら富田メモによれば昭和天皇はA級戦犯合祀に不快感を示し、それ以降参拝をやめた。この女性閣僚は反天皇思想の持ち主なのかもしれない。