四月大歌舞伎初日 2008年04月03日
4月2日は初日だった。
今回は勘三郎の「うかれ心中」(原作は井上ひさしの「手鎖心中」)がかかるので、発売日にがんばったのだがゴールド会員に買い占められていて(単なるひがみか…)幕見の近い席しかなく、ならば幕見で初日に見ようということになった。
目的の「うかれ心中」だけ見ようなどという不埒な考えをしていると、立ち見になってしまうので、その一幕前の「勧進帳」から入らなければならない。
そこで「勧進帳」の切符の発売の40分前に行ったらすでに30人並んでいる。しかも係りの人はすでに立ち見かもしれないと言う。
つまり「居残り」がいるのである。「勧進帳」の前の真山作品から入っているのである。
「うかれ心中」は「ちゅう乗り」があり鳥屋を作るため幕見席が減少するので尚更である。
そんな話を同じ並んでいる人たちと話した。
世話物が好きだし、舞踊が弱いので「勧進帳」は「もういいや」という感じだったのだが、これが意に反し結構よかった。欲を言えば仁左衛門の線が少し細く感じた。
「うかれ心中」は期待どおり、初日という「楽しみ」もあったし、三階席や幕見席へのサービス精神は相当なものと思った。