映画「靖国」種々意見とサンケイ新聞 2008年04月02日
映画「靖国」の上映館が無くなったことで、官房長官、映画監督協会、新聞労連、各新聞がコメントを発表した。それぞれ危惧する内容だったが、上映運動を提案する所はなかった。
サンケイ新聞は社説で「残念だ」としながらも以下の意見を述べた。
「(配給会社・宣伝協力会社・映画演劇労働組合等の「言論の自由、表現の自由への危機を感じる」という意見について)憲法の理念をあえて持ち出すほどの問題だろうか」
言論・表現の自由は憲法で明記されている。「持ち出す」ことに違和感を感じているようだが、違和感を感じる。
「「伝統と創造の会(稲田朋美会長)が試写会を要求したのは、あくまで助成金の適否を監視しなければならない国会議員として当然の行為。批判は的外れ」
国会議員は大きな権力を持っている。そして憲法遵守を義務づけられている。だから「検閲」と疑われるような行為は絶対にしてはならないのだ。
助成金の適否を監視をするのは当然である。しかし一度出した助成金を取り消すことは一時不再理原則でできない。文化庁のその行為を批判することはできる。そのためには一般公開後に映画を「点検」すべきなのだ。
3月29日にNHK総合TVで放送された「探検ロマン世界遺産スペシャル 記憶の遺産ーアウシュヴィッツ・ヒロシマからのメッセージ」もある方面から「偏向」していると批判され予定されていた再放送が見送りになっている。
カエルは熱いお湯に入れられるとあわてて飛び出すので死なない。
水に入れられ、少しずつ熱くされると気付かずに死ぬと言う。
木下順二は「小さな徴候こそ」の中で、「最初ユダヤ人の家に印が付けられた。人々はそれは小さな事と気にしなかった」(それがアウシュビッツにつながる。尚記憶で書いている)
もう、すでに、とんでもない時代になっているのだろうか…