女性性器切除のゼロトレランス 過去ログ転載 | leraのブログ

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女性性器切除のゼロトレランス 2008年02月13日

2003年アジスアベバで開かれたインター・アフリカン・コミッティでFGM(Female genitalmutilation:女性性器切除)のゼロトレランス(Zero Tolerance)が宣言され、2月6日をゼロトレランスデーと定めた。

 ゼロトレランスとは、無寛容(法律的には「情状酌量なし」)という意味で、絶対に許さないという強い意志が込められている。
 またFGMという言葉そのものにも色々に言い替えの「提案」があったが、そのほとんどがFGMの残虐性を「薄めようという意図」があったため、FGMという表現に定められた。

 2月11日にWAAF(Women's Action Against FGM,Japan:FGM廃絶を支援する女たちの会)主催のイベントがあり、映画が2本上映された。

 1本は、「切除されて」の著者キャディ・コイタ氏が出演したフランスのドキュメンタリー番組「黒い苦しみ」(Noires Douleurs)これはザ・ボディショップ・ジャパン基金からの助成金で日本語スーパーがついた。

 もう1本は、スピルバーグ監督の「カラーパープル」の著者であるアリス・ウォーカー氏が製作総指揮をしたドキュメンタリーフィルム「戦士の刻印」(Warrior Marks)である。

 そして「リプロダクツ・ヘルス/ライツ」の著者である、ヤンソン柳沢由実子氏の講演があった。

 また模型によるFMGの説明等、実に盛りだくさんで充実したイベントだった。
 多くの迷信、例えば「イスラム特有」「アフリカ限定」というものも払拭されたと思う。

 現時点でも1億6千万人もの被害者がいるこの残虐に対し、世界の多くの人が関心を持ち、早急なる廃絶を願わざるを得ない。