集団的自衛権への疑問 | leraのブログ

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集団的自衛権への疑問

1
 同盟(何の同盟だか不明。日米安保条約というものは軍事同盟なのか?)を結んでいる米国の軍、あるいは米国そのものが攻撃を受けた場合、日本が軍事力を用いてその勢力に有形力を行使するとのことだが、なぜ「自衛」なのかが疑問。
 自衛が文字通り「自分を衛る」ことなら、かなりの逸脱だろう。
 第二次世界大戦の時のドイツ軍は国防軍だったし、日本軍も大東亜共栄圏を守ろうとしたのではなかったか。

2
 アメリカに対抗しようという勢力にたちうちできるのか?
 アメリカは世界一の軍事大国であり、しかもそれを定期的に行使している。そんな軍事大国に攻撃をしかける勢力を攻撃した場合、直接の反撃を憂慮しなくていいのだろうか?日本海沿岸にも太平洋沿岸にも原発はある。
 集団的自衛権の行使は相手勢力からは「反撃」「防御」とは看做されない。「一方的攻撃」である。その攻撃が核や大量破壊兵器ではないという保証はあるのだろうか?
 特に短慮爆発型勢力の場合は尚更ではないか?
 また、シーレーンは保証されるのか?

 かつてシュプレマシーという核戦争をテーマにしたボードゲームがあった。
 各勢力が覇権を競うのだが、核兵器を使うのは最終手段。なぜなら核攻撃を受けた勢力は「反撃」ができるのだが、攻撃目標は「任意」なのだ。無論その「任意」で攻撃された勢力も「任意」の「反撃」ができる。よって最初の核攻撃があると、あっという間に地球上が核汚染してしまう。ゲームは全員が敗者である。

3
 アメリカを攻撃した勢力を特定できるのか?
 国家間戦争は第二次世界大戦以降はない。(朝鮮半島もベトナムも統一選挙をしようとしたのだから、「国内問題」だった)
 いわゆる「ゲリラ」からの攻撃だった場合、その相手をどう特定するのか?
 9・11の時のアフガニスタン攻撃やその後のイラク攻撃はどんな確証があって行われたのか?
 イラクに関しては大量破壊兵器を保持しているとして一方的に攻撃し、10万人を上回る死者を出し、サダムフセインは死刑になった。
 後に大量破壊兵器は無かったことが判明する。
 こういった「アクシデント」に加担した場合、どう責任をとるのか。

 アメリカはビンラディンを逮捕せずに暗殺し、また各地で無人機を用いて暗殺し民間人を巻き込んでいる国家である。各国の首脳クラスのケータイを盗聴し、エシュロンを用い世界規模で盗聴をしている国である。
 そして法的根拠(戦時捕虜でもなければ刑事訴追されているわけでもない)がないのにグァンタナモで人間を長期拘禁し、拷問し、非人道的扱いをしている国である。
 CIAが謀略を行ってきたのは歴史的事実である。

p.s
 今までは必要最小限の自衛目的の兵器ばかりだったから、これからは攻撃用兵器が必要になりそれを買わなきゃならない。どこから?

 集団的自衛権、本当に大丈夫?

 集団的自衛権の行使を可能にしないとアメリカから空爆されるというのなら正当な理由だと思う。