慰安婦決議と集団自決 過去ログ転載 | leraのブログ

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慰安婦決議と集団自決 2007年08月08日


狭義の強制性がなかったと発言し、米議会で批難決議がされ、集団自決に軍の直接命令が確認できないと教科書検定に参考意見が付されそれに対し異議が噴出した。

 このクニの指導的立場にある人たちには「怒り」が理解できないようだ。「怒り」を体現的な経験として実感していないのかもしれない。

 ある時、人権委員会のロビー活動でジュネーヴへ行った時、国連大使格だったH氏(現在でも大きなイニシアチヴを持っているし、ある学校の学長のようだ)が我々のところにきて「従軍慰安婦問題は議題にあがらないようになりました」と、自分の業績を自慢したことがあった。

 この人の感覚は「日本」を貶める行為を防いだから喜べ、というものだったと思う。

 「怒り」を感得できないことと、クニという単位で功罪を考えようという態度が人々の共感を得ないということが分らないのである。

 そして、慰安婦にされた女性たちや沖縄で強制死を強いられた人たちとが、「自分」と同じ存在であることに気づいていない不幸。

 この虚しさは彼らに伝えようがないようだ。