ケネディの「遺産」戦争の継続 2007年05月28日
今年1月アメリカウィスコンシン州でラオス国籍の青年が射殺された。
これは2004年にあったラオス青年がコーカソイドのハンター6人を射殺した事件の報復とみられている。その6人射殺事件の時に次のステッカーが見られたと言う。
「鹿を保護し、モンを殺せ」
両事件に関わったラオス青年とは、モン族だったのだ。
ケネディ(JFK)がラオスにホーチミンルート攻撃の目的で秘密基地を作り、その護衛と戦闘要員とされたのがモン族の人々だった。現在ではケネディの秘密部隊という呼称さえある。
サイゴンが陥落した後、モンの一部の人だけがアメリカに脱出できた。そのモン族の子どもたちが、今回の事件の当事者だったのだ。脱出できずに残されたモン族の人々は掃討作戦の対象となり、多くの餓死者を出した。これは現在でも「継続中」の事象である。
さらに現在進行しているイラク戦争で多くのモン族系青年が従軍し、すでに戦死者も出している。市民権を持たない者や奨学金を求める者や学費免除を求める者たちが従軍しているのだ。
父親の世代がヴェトナムで死に、娘・息子の世代がイラクで死んでいる。
戦争は継続するのだ。