女性性器切除とモーラーデ 過去ログ転載 | leraのブログ

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女性性器切除とモーラーデ 2006年06月28日




ウスマン・センペーヌ監督の新作を観た。公開中なので感想は述べないが、たいへん力強い作品であった。さすが「エミタイ」の監督である。




大きなテーマはFGM(女性性器切除)である。



 その作品の中で「モーラーデ」という古来からの因習を知った。これは緊急避難のシステムである。



 例えば、友だちを誤ってけがさせてしまった子どもが、父親から体罰を加えられそうになった時、近くの人の家に逃げ、その家が「モーラーデ」を宣言すると誰も手を出せない。



 このシステムはかつて日本という地域にもあったような気がする。現在このシステムがあればDVは防げるのでは?と思った。



 ノートルダム・ド・パリで「聖域」を宣言するシーンがあるが、概念的には近いのかもしれない。