リーブラ映画祭2007 2007年03月12日
3月8日は国際女性デーであり、その一環で開かれたイベント。昨年大阪で開かれた「女たちの映像祭・大阪2006」(第三回)の流れを汲んでいると思う。すべて女性監督のドキュメンタリー作品が上映された。
上映作品
トントンギコギコ図工の時間 野中真理子監督 2004年
それから、青い鳥はどう飛んだ?女性だけの劇団30年の歩み
天衣織女監督 2003年
三池 終わらない炭鉱の物語 熊谷博子監督 2003年
布 結びあう女たち チェン・ウエイスー監督 2004年台湾
纏足 10センチの黄金蓮花をさがして
ユーチン・ヤン監督 2004年カナダ・中国
花のこえ 太田綾花監督 2004年
私は「三池」「布」「纏足」の三作品を観た。
三池 終わらない炭鉱の物語
三池の歴史をたどることは日本の近代化をたどることであるが、抑圧と搾取の歴史をたどることでもある。今回の映画祭で上映された理由は、単に監督が女性だからという事ではなく、その歴史の
「少なくとも半分以上」は女性の歴史であるからだ。
過酷な労働条件の中で炭鉱労働に従事した女性たち。三池争議を担った女性たち。そして400人以上が死亡した爆発事故。その被害者を介護したのは女性たちであり、援護立法に立ち上がったのも女性たちであった。坑道の中で一週間にわたる座り込みをしたのは、CO中毒患者の介護をする女性たちであり、その女性を支える女たちであった。
その中には敗戦になり中国から着の身着のままで子どもを抱え帰国した女性たちがいた。その女性たちは今でも介護を続けている。
ところで「国際女性デー」は知名度がないように感じるのは私だけ?3つの関連イベントに出席したが、燃えているのはそのイベント会場の中のみ、という印象が強い。