Willie Nelson は
My heros have always been Cowboys と歌った。私の耳にはMy heros always Cowboysとしか聞こえないが…
この作品のオープニングロールではブルースハープの調べにのってMama Cass が
The good times are comin (いつかいい時が来る)を歌うのだが、この歌がとてもいいのだ。(音楽はジョン・バリー)
カウボーイの黄昏…まさしくそれがテーマだ。
時代に取り残されたカウボーイの哀愁がたっぷりなのだ。
鉄道の時代になり、資本も労働力も吸収され、牛は商品価値を失い、牧場は次々と閉鎖される。金融資本家が牧場を買収し、金になるものからどんどん売っていく。
リー・マービンとジャック・パランスが実にいい。
それにジャンヌ・モローが出ている。
皆時代に取り残され疲れている。
カウボーイの華やかな頃、あるいは軍隊時代(南北戦争)等の思い出の中で生きている。
身を固めるにはカウボーイから足を洗わねばならない。
ジャック・パランスは足を洗い金物屋の未亡人と結婚する。
しかし、時代は彼らを幸せにはしない。
つい先日『バクダッドカフェ』のニューディレクターズカットを早稲田松竹で観たので、パランスの出演作を週に2回観ることになった。実にいい俳優だ。
『天国の門』の関連で『シェーン』を観たのも最近で、パランスが出ていた。
モンティが銃を構えていないショーティーを撃つ。
それはカウボーイの時代への双方合意での訣別のように見えた。
監督は『ブリット』のカメラだったウィリアム・A・フレイカー。私は彼の作品である『女狐
』 The Fox (1967)撮影、『ローズマリーの赤ちゃん
』 Rosemary's Baby (1968)撮影、『ブリット
』Bullitt (1968)撮影、を公開時に観ている。何かの縁かもしれない。
特に『ブリット
』はテーマソングを歌うJOANIE SOMMERSがよかった。
もともとこの作品の上映はテクニカラーがテーマだから、それについて語るべきなのだろうが、作品に魅せられてしまった。
http://ameblo.jp/stone2/entry-11757324856.html
MONTE WALSH 1970
