ある島の領有権問題で中国の反応に対し「想定を超える事態」と報じた新聞があった。
先に述べたように領土問題は戦争を引き起こす重大事なのだから、この報道や与党政治家、自民党総裁選立候補者の言葉を拾っていくとファンタジーな国なんだと思う。
例えば自民党総裁選立候補者のひとりは「もっと徹底的にするべき」と言うがその意味は?
日本政府は6月の原子力基本法改定で、「安全保障目的」という文言を入れた。7月の「国家安全保障基本法案」では現憲法下で集団自衛権行使の可能性を示した。
近隣を、あるいは諸外国を刺激し続けているのは日本政府なのだが、日本の政治家はそれに気づいていないのだろうか?あまりに言葉が空虚だ。
「国家安全保障基本法案」にはおまけもある。
この目的は「アメリカに向かうミサイルを迎撃する」ことであり、日本への攻撃に関しては全く入っていない。これこそ安保条約の実質で、アメリカが攻撃された場合「日本がどこまで協力できるか?」という条約でしかない。
原発を50基以上作ったのもアメリカの方針である。
この領有問題はアメリカの思惑を度外視して解決することはありえない。つまりアメリカと中国の関係性で決まるということだ。